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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

N+N展2010 春の嵐:日藝美術出身の若手作家たちの今@練馬区立美術館 2010年4月11日(日)

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N+Nは日藝+練馬かな?

こちらも今月14日迄の会期で、入場料は無料。

「若手」とはいうものの、四十前後の人も多くおり、
この表現には違和感があるのは、何時ものこと。

解説パネルは、作品の説明よりも、
作家の来歴を写真付きで詳細に伝えることに
心を砕いている。

出展作家は約四十。
当日は作家本人が何人か来場し、
自分の作品の前に控え、
来訪者に説明をしていた。

いかにもな企画だけど、これは好き好きだよね。
放って置いてくれる方が嬉しい人も居るし、
逆に作家と言葉を交わしたい人も居るだろうし。
塩梅が難しいけど、押し付けがましくならなければね。

此処や
此処で、観た人も居て、記憶の隅から
呼び起こされる。

しかし、再見ではあるものの、今日の白眉は、
高橋和正』の〔ひととき〕と〔ゆるやかに〕に尽きる。
薄手の白い服を纏った、横たわる女性像。
けだるい雰囲気ながら、その詳細なタッチからは
底に潜む緊張感も伝わって来る。