RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺's Bar@溜池山王:蕎麦 2010年3月25日(木)

大井町】に『麺's 共和国』というラーメン屋さんがあるが、
おそらく無関係。こちらは〔蕎麦〕。

見るからにここのインスパイアで、
暴力的な蕎麦を供する店なのは明らか。

イメージ 1
場所は【溜池山王】11番出口の、通りを挟んで右斜め前。

13時少し前の入店だが、先客二人が出て行った後は、店内に人影なし。
が、自分が入って直ぐに次々と来客ありで、程無く八割程度の入り。

鰻の寝床のように細長い店内に、十二席程度の一直線の赤いカウンター。
高いスツール。

入ってすぐ右手にある券売機で食券を買う。
食したのは《豚そばL》。
値段は770円。
麺量は400gの表示有り。更に上の盛りもあったのだが、
ひとまずは様子見。

程無くして出された蕎麦は丼にこんもりと盛られているが、
これで、ホントーに400g?少なくね?

(あくまで蕎麦の基準で)麺は中太。
黒々として田舎蕎麦を思わせる。
茹で加減は、硬からず、軟からず。
個人的にはもう少々硬い方が好み。
エッジの立った麺の面構えは、中々好ましい。ズルズルと頂ける。
でも、香りが薄いなぁ。むせ返る様な蕎麦の香りが無い。

麺の上には、鉋屑の様に薄く削られた豚バラを湯通ししたものに、
辛味葱、多量の刻み海苔、胡麻

豚バラ、もうちょっと欲しいなぁ。これも量少な。
そして辛味葱。これは良くない。
強い蕎麦を受け止めるのは、「つゆ」の力であって、
薬味は正しくないと思う。おまけに、辛さで、咽ちゃう。

つゆは、薄い色。出汁は多少香るが、甘味がち。
もっと鹹めにすべきでしょ。

カウンターには、各種の薬味(天かす、とか)と共に、玉子が置いてある。
定法では、無料で頂けるはずだが・・・・。
果たして、店員さんに確認すると、「どうぞ。生玉子ですが」の返事。
だったら、最初に言おうよ。
何処かに書いてあるのかもしれないけど、一言添えて然るべき。
サービス、イマイチ。
でも、この玉子、殻の色と言い、硬さと言い、
更に濃厚な味と言い、中々のもの。
これで、出汁巻き作ったら美味いだろう。

何だかんだ言っても、結局は蕎麦湯も足して完食。
ラーメン屋さんじゃあないから☆はつけないけど、
多分、再訪は無いな。

よくよく見れば、
ここ
ここに挟まれてるんだな。