RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

多摩美術大学 修了・卒業制作展 2010年3月13日(土)

この日【馬車道】界隈では、「多摩美術大学」の卒業制作展が、
二箇所で開催されたいた。

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行く途中では、街路の桜がもう咲いていた。
綺麗。

【BankART1929】では、
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美術学部生産デザイン学科テキスタイルデザイン専攻卒業制作展」
「大学院デザイン専攻テキスタイルデザイン領域修了制作展」


後者の展示が特に好みで、

『高橋郁恵』の〔龍虎文字襖〕
一見、水墨の襖絵のようだが、実体はプリント作品。
「虎」の部分は、大小濃淡の”虎”という字で、
「龍」の部分は同様に”龍”という字で、夫々構成されている。
アイディア自体は秀逸ではないが、よく作成されている。
いっそのこと、竹や岩も同様にして欲しかったが・・・・。

『玉村加奈』の〔PASSING〕
セラミックのタイルをピースの様に組み合わせた作品は、
線画と色彩で人物が描かれている。
この線のタッチが頗る好ましい。

『藤田智里』の〔ウツツテップの無限階段〕
これは笑えた。写真の通り、幾ら登っても、目の前には新たな階段が出現する。
と、共に、本人が時々出張って調整していたけど、
女性が、この力技をやってのけたことにも吃驚。

ぼちぼち、この手の展示も修了に近づく季節。
今年は、あと幾ついけるだろうか。