RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

META II 展@神奈川県民ホールギャラリー 2010年2月20日(土)

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今月28日までの無料の展示会は、今回が3回目。
若手(って、『岡村桂三郎』や『長沢明』が若手?)13人の画家によるもの。

何れも日本画をベースに、各人毎に独自の世界感が展開されている。

『岡村桂三郎』の〔五部浄09-2〕〔百鬼09-2〕は何時もの手法を使い、
お得意の「象」が描かれているのだが、途轍もない大きさ。
何れも3.5m×7.2mの板が9枚組み合わされている。
もう、どうしようもない迫力。
第一、実際の象より大きいだろう、これ。

本作品を代表例として、展示されているものは大作が多い。

『金子富之』の〔炎の擁護者〕も2.3m×13.5mの大きさ。
漆黒の画面の中では、異形の竜が数頭のたうっている。
正面を向いているそれは、今にも口を開け、飛び出して来そうだ。

『吉田有紀』の〔最後の砦〕はこれに似ていて、思わずにんまり。


そんなこんなで計四十三点は見応え十分。

入場料とろうよ。喜んで払うから。