RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

深海の夢@自由が丘 2010年2月12日(金)

Web上で話題の、和食店が昼(ランチ)に供するラーメン。

場所は、北口に出て【スタバ】の角を左折、正面に【メガネドラッグ】が見えたら右折、
城南信用金庫】が右手に見える角を左折。150mほど先の右手にある。

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おおよそ、和食とはかけ離れた外装と店名。

中は奥行きのあるカウンターが六席とテーブルが六席。。

13時過ぎの入店だが、先客は無し。
が、その後、三名の来客あり。

注文は直接。料金はカウンター越に、後払い。

入って行くと、「いらっしゃい。ラーメンですね」と声が掛かる。
人懐っこそうな、愛想の良い、話好きの店主。
その日に仕入れた食材を、嬉しそうに話す。

先ずは、知覧茶と、知覧茶葉の佃煮が出される。
飲むのも初めての産地のお茶だが、ましてや佃煮はお初。
甘味が有り、中々いける。


食したのは、○徳つけ麺。
昼は替え玉、一玉無料とのことなので、
併せてお願いする。
値段は850円。

麺は中縮れ。思いの外、量有り。
胡麻がふられ、表面が艶々の麺は、
むっちりした噛み応えで、コシも十分。
ずるずるっと、頂ける。
大盛りの場合は丼で、具は別添で供される。

つけ汁は、備前の大き目の平鉢で供されるが、少なっ!
底の方に僅かに、溜まっている程度の分量。
しかし、その香りが、凄まじく良い。
葱塩とのことだが、アラ汁から野趣を取り去って煮詰めた感じ。
白い、粘度のある汁からは、濃厚な魚の香りがぷんぷんする。
味見をしながら、逐一丁寧に仕上げていただけのことはある。
口に含むと、魚の滋味が溶け出している。
「足りなかったら、御代わり言って下さいね」と声が掛かる。

別添の具は若布・青梗菜・サニーレタス・玉葱・春雨、
それと蒟蒻!!
全て野菜類で統一されている。
あるものは湯通しされ、あるものは生、各々別に調理され、
こんもりと盛られている。

何と言えばよいのか・・・・。
このつけ汁では、激しく好き・嫌いが分かれるだろう。
これは、もう体験してもらうしかない。

評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
ラーメンとは、かなり異なる趣の様子。