幾つか面白い作品があったので、それを掲示。
『AKI INOMATA』の作品は〔やどかりに「やど」をわたしてみる〕
透明な素材で作られた、貝や家・ビルの小さい模型に窪みを付け、
実際にヤドカリが入っている写真と映像作品。
透明な素材で作られた、貝や家・ビルの小さい模型に窪みを付け、
実際にヤドカリが入っている写真と映像作品。
いや、もう大爆笑。
透明なので尻尾(?)の入り方が見えてしまい多少キモイけど。
凄い発想力だよなぁ。
『村上華子』の作品は〔純粋和歌の再発見〕
大使館解体の際に発見された、大使婦人の”世の全ての和歌”を書き出す試み。
大使館解体の際に発見された、大使婦人の”世の全ての和歌”を書き出す試み。
いろは47文字と5・7・5・7・7の31文字、
計47の31乗の中に、全ての短歌はある、として、
或る時はランダムにプリントとして、
或る時は文字表の上を、足に墨汁を付けた犬を歩かせて、
作成された短歌(勿論、ギミック)を
達筆に書写する試み。
計47の31乗の中に、全ての短歌はある、として、
或る時はランダムにプリントとして、
或る時は文字表の上を、足に墨汁を付けた犬を歩かせて、
作成された短歌(勿論、ギミック)を
達筆に書写する試み。
こんなわけ。
はっきり言って、ちょ~、お馬鹿。
本展の環境に、それらしい物語を加味することで
(仏蘭西人女性がVTRの中で、いかにもな事を語っている)、
尤もらしい雰囲気を醸し出している
(実際、「へぇ~。そうなんだ~」と話している二人連れが居たからな)。
(仏蘭西人女性がVTRの中で、いかにもな事を語っている)、
尤もらしい雰囲気を醸し出している
(実際、「へぇ~。そうなんだ~」と話している二人連れが居たからな)。
でも、適当に選択された文字を、こんな風に並べられると、
それっぽく感じてしまうから、何とも人間の感覚って曖昧だ。
それっぽく感じてしまうから、何とも人間の感覚って曖昧だ。