瑞雲@新橋：すき焼き

【ニュー新橋ビル】の二階にある。

一階にひしめく金券屋さんにはしょっちゅう来ているのだが、
二階や地階の飲食店街には、もう十年以上、足を踏み入れてない気がする。

で、いつのまに、こんな感じになってしまったのだろう？
と驚く二階の状況は、マッサージ屋さんが軒を連ねている。
若いお姐さんの客引きの声が賑やかだ。
その間に、ぽつ～ん、ぽつ～んと、飲食店が肩身が狭そうに収まっている。

その一角に店はある。
店内は意外と広くて、テーブルが八卓程度、余裕を持って並んでいる。
「ぐるなび」上の平均単価は４,０００円となっているが、さてどうか？

〔すき焼き〕の前に、いくつか単品を注文する。
出色だったのは、

〔長芋そうめん〕これで５００円。
しゃくしゃくした食感が素晴しい。

で、本来の目的だが、〔月　和牛霜降り　２,９００円〕をオーダー。

〔先付〕は〔しぐれ煮〕と〔鮟肝〕。
〔鮟肝〕はゼリーのようにふるふるとして、これまた楽しい食感。

肝心な肉はこんな感じ。おぢさん達的には、この程度の脂ののりの方が、
量が食べられるし、肉の味も判って嬉しい。
これで三人前。これ以外に野菜盛りも付く。
一枚目は店のお姉さんが焼いてくれるが、後は各自お好みに。

で、結局、肉を追加し、野菜を追加し、玉子を追加し、
がぶがぶとビール・日本酒を飲んで、一人あたりの御代は
９,０００円也。

でも、あとで思い出しながら計算すると、当然のように合っている。
ま、例によって呑み喰いし過ぎだな。

ビール（中５５０円）や、なみなみ注がれた日本酒（一の蔵５５０円）と
酒の値付けもリーズナブル。
一品料理の味と値段もまずまずなので、
我々のように暴飲暴食しなければ、
適度に使い勝手が良い店と見た。

しかし、途中にある客引きの関門を潜り抜けて行くのは、
ある意味大変かも・・・・（笑）