RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

冬が来る前に@膳:寿司ってゆ~か、おつまみ?

寒さが増せば、魚の脂も乗り、旨味も増すと言うものだが、
今回の『膳』では、握りよりも酒の肴を多く頂いた。

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《ししゃも》
しかも、北海道直送の本物である。いつも居酒屋で食べているものとは、
外見からして違う。しかも、雌雄一匹づつ。夫々、旨さに違いはあるが、何れも癖の無い、
さっぱりした味わいだ。

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《牡蠣のオイル付け》
「オリーブオイルは冷やすと濁るので」とサラダ油に漬け込まれている。
歯応えと濃縮した旨味を味わう。

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で、次は《焼き牡蠣》
小振りだが、海の味が詰まっている。酢橘をさっと搾れば、幾つでも食べられそう。

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《鱈の白子》
まだ少し早い気もするが・・・・。さっと炙れば、熱々が中から蕩け出る。

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《トロの炙り》
脂は適度に落ち、旨味はそのまま残る。

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貝柱の両面をさっと焼き、ツメを塗り、海苔で挟んで頂く。
焼き餅みたいだな。貝の食感が楽しいな。

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烏賊ゲソも炙ってツメを塗り、七味を振る。これも独特の歯応え。

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蟹の身を解し、味噌とあえ、酢橘を搾る。濃厚な味の競演がたまらん。

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《小肌》
《新子》からは随分と離れてしまった。〆かた、握りかた、全てが異なる。
これなりの良さがある。

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穴子
ふうわりと軟らかい。柑橘類の皮を摩り下ろし、刷毛でさっと散らす。

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《巴丼》
イクラ・トロ・海胆。今回はランチで《海鮮丼》を乗せる大き目の丼で。
ちょ~贅沢。混ぜないで、個々の味をそのまま楽しむ。
海胆は少し旬から外れているが、まだまだ磯の香りがぷ~んとする。

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《鉄火・中トロ巻き》
巻きの半分を赤味で、もう半分を中トロでと、別けてもらった。
巴とはまた異なる、見目の妙味。

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《煮蛤》
〆はこれ。常時仕込まれるものではないので、有り無しは運。
身も張っているが、軟らかさも上々だな。

勿論、これ以外にも、刺身類や握りも頂き、
ビールに日本酒で、至福の時間である。