RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

東京コンテンポラリーアートフェア2009(TCAF2009) 2009年11月23日(月)

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昨年も行った本展
会場も同じ【東京美術倶楽部】。
入場料は600円。

出展ギャラリー数は67。
会場内は関係者も多く、例によって盛況である。

ゆるゆると観て回れば、何処かで目にした名前や作風も多いし、
勿論、新しく気に入った作品も出てくるわけで・・・・。


そんな中、気になったのは『永島千裕』。
昨年、【TWS本郷】で観ている。
キモさと可愛さの絶妙な同居に魅かれたのだが、
今回は『たけだ美術』からの出展となり、その意味では喜ばしい限り。
画集も500円で販売されていた。

でも、なんか変わった。
毒が無くなった、というかキモさが薄れたと言うか・・・・。
良い意味では多くの人に受けられ易くなった、
悪い意味ではカルト的な支持は得られなくなった。
周辺の環境も含めての変化なのだろう。
自分的にはイマイチだけど、これでより売れるのなら、何より。


新たに気づいたのは『詫摩敦子』。
画面いっぱいに詳細な線で描き込まれた、不気味なモチーフ。
タイトルを含め、二重・三重の意味を内包し、
これは好み。

と、いうわけで、一時間も居れば、も~お腹一杯である。