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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

楢橋朝子写真展2009/1989「近づいては遠ざかる」@東京アートミュージアム 2009年11月21日(土)

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本展のチラシをふとしたことで手にしたり、
ここにもポスターが(作品として)展示されていたりで、
何と無く心魅かれるものがあった。

【東京アートミュージアム】京王線の【仙川駅】下車。
駅前のロータリーを抜け、【ユニクロ】の手前を左折、最初の細い道は無視して、
次の通りを右折後100mほど。

一帯は再開発されたのだろうか、同じような感じに統一された(センスの良い)建物が並ぶ。
【シティハウス仙川】【仙川アヴェニュー】【せんがわ劇場】そして
【仙川保育園】までも!

展示場自体はコンクリート打ちっぱなしの、鰻の寝床のような、細長い
そして3階部分までが吹き抜けとなっている、特徴的な建物。

作品は五十点ほどが、高さのある壁面一杯を使い、下から上へと
展示されている。

階の上の部分には、細い階段を伝っていくのだが、足元が心許無く、
何とも不安定で、あまり長居したくないなぁ。

作品についての表現は此処では控える。
「ん?」という感じ。
ただ、中東の【ドバイ】を撮った作品群は-オイルマネーで潤い、
湾岸を埋めたてて、高層の建物をガンガン造っている。
地盤も安定し、地震も無いためだろう、超高層の建築物が林立している。
が、砂上の楼閣の感。ちょっと突付いたら崩れ・倒れそう-
パワーと奇妙さと、そして何とも言えない危うさが同居した、
心を不安定にさせるものだった。

入場料は一般300円。