昨年に引き続き“TIFF”の招待券を頂いた。
【SCREEN 1】は164席と小さめながら、チケットは早々とSOLD OUT。
でも、席にちらほらと空きがあるのは何時ものこと。来ない招待客は
いるからなぁ。
駆け落ちに到る経緯は、後々カットバックを挟み込み、語られるが、
その詳細が詳らかにされることは無い。
背景の解釈は、ぽ~んと投げられるように、観客に委ねられてしまうのだ。
その詳細が詳らかにされることは無い。
背景の解釈は、ぽ~んと投げられるように、観客に委ねられてしまうのだ。
東京に出て来た二人は、アパートを借り同居を始めるが、
「お金は沢山あるから」という『明美』は、実はカラオケ店でアルバイトをし、
勉強をしなくてはいけない『ノリオ』は、図書館で知り合った小学生と遊び呆けている。
「お金は沢山あるから」という『明美』は、実はカラオケ店でアルバイトをし、
勉強をしなくてはいけない『ノリオ』は、図書館で知り合った小学生と遊び呆けている。
そんな彼らの生活に、カラオケ店でアルバイトする女子高生が絡み、
物語は予想もしない方向に転がって行く。
物語は予想もしない方向に転がって行く。
一言で言ってしまうと、静と動、メリハリの効いた映画。
それは、会話然り、カメラの動き然り。
言い争う場面では激しく言葉が飛び交う。
初めての渋谷で戸惑う場面のカメラのブレは、躍動的ですらある。
また、会話の内容も、脚本の妙。これが無ければ、魅力は半減する。
それは、会話然り、カメラの動き然り。
言い争う場面では激しく言葉が飛び交う。
初めての渋谷で戸惑う場面のカメラのブレは、躍動的ですらある。
また、会話の内容も、脚本の妙。これが無ければ、魅力は半減する。
先に述べた通り、他を観ていないので、本作だけかもしれないが、
全てのエピソードについて、何ら結末がつけられることは無い。
何れもが、放り出されたように中途半端な状態で提示され、御仕舞い
である。
それが、特徴であり、持ち味、と言ってしまえばそれまでだが、
受け取る側からすると、何とも消化不良だ。
全てのエピソードについて、何ら結末がつけられることは無い。
何れもが、放り出されたように中途半端な状態で提示され、御仕舞い
である。
それが、特徴であり、持ち味、と言ってしまえばそれまでだが、
受け取る側からすると、何とも消化不良だ。
逆に、エピローグの取って付けたようなエピソードが、
二人のこれからを感じさせる、味の良い余韻をもたらし、
個人的には気に入った。
二人のこれからを感じさせる、味の良い余韻をもたらし、
個人的には気に入った。
このような”映画祭”の常として、開映前には主要キャストの挨拶、
終映後には質疑応答のコーナーが設けられていた。
席が前の方だったので『目黒真希』を間近で見ることが出来たが、
いや肌が綺麗でビックリ。背も高いし、小顔だし。
やはりモデル出身だけあるね。
終映後には質疑応答のコーナーが設けられていた。
席が前の方だったので『目黒真希』を間近で見ることが出来たが、
いや肌が綺麗でビックリ。背も高いし、小顔だし。
やはりモデル出身だけあるね。