このようなラインナップ。
前菜は盛り合わせ。
《鮎うるか酢立釜》
苦味のある肝とは正反対。さっぱりした中にも滋味深い。
《トマトワイン漬》
鬼灯の中に入っている。ポートワインに漬けたトマトは、葡萄色。
ワインのとトマトの甘味が相まって、美味い。
焼物は、メニューには無いが口頭で説明を受けた《焼鮎の甘露煮》。
頭からバリバリ、骨まで頂くと、肝の苦味と身の甘味が相まって
陶然とする味わい。
(写真は無いが)《和風チーズグラタン》も、つまませていただく。
あっさりしたホワイトソース。(当然だけど)粉っぽさは皆無。
茄子・蜂の巣(ホルモンね)にピッタリだ。
煮物は《鱶ひれ冬瓜》
前回のに続き”鱶ひれ”。中華スープに冬瓜があう。ほぐした帆立も滋味深い。
しかし一番感心したのは、モヤシ。その太さと下処理の丁寧さ、しゃくしゃく感は
も~感動モノ。
同時に《マグマ大王》も御相伴させていただく。
海鮮の石焼。さっと醤油を塗った、鮑・蛸・蝦・松茸など。
食事は《糠鯖茶漬》を選択。
三年寝かしたという糠鯖は、カリッとした食感、濃厚な味。
旨味が溶け出して、幾らでもかき込めてしまう。
デザートは二品盛り合わせ。《恵那の栗 無花果のコーンポート》
栗は前回も頂いた。
無花果以外の果物も、数種が甘く煮られて(しかも、素材そのものの食感を壊さない程度に)
ジュレで纏められているいる。爽やかな、初夏の香りがする。
ソースは上品な甘味で滑らか。
いや、今日もご馳走様。
しかし、この店、ホントにお腹が一杯になる。
小食の女性だと、食べ切れんのじゃあないか?
しかし、この店、ホントにお腹が一杯になる。
小食の女性だと、食べ切れんのじゃあないか?