これで「いちり」と読むらしい。
場所は【環七通り】の【夫婦坂】交差点に面し、
最寄り駅は【荏原町】とされてはいるものの、
【長原】からの方が近いのでは。
いずれにしても徒歩では10分以上かかりそう。

店内は厨房に向いた緩い く の字型七席のカウンター。
小上がりには四人が向かえる卓が四つ。
11:10の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。
テイクアウトのオーダーも
ひっきりなしに入る。
券売機は店の外。
{家系}と{川崎タンタン}の二本立てのよう。

食したのは、
チャーシュー麺+2枚 +大盛り。
値段は1,000+100で1,100円。
食券を渡すと「お好み」の確認があるので、
麺硬め
だけをお願いする。
6分ほどの待ちで供された一杯。

見た目、確かに{家系}。

チャーシューは細長い短冊状が三枚。
増した分は単純計算で一枚75円の換算。
肉質が詰まり、歯に抵抗を感じる噛み心地。

海苔三枚は黒々とし、厚みあり。

ホウレン草は店内で茹でられたもののよう。
葉っぱの形がちゃんとしている。

麺はやや細、軽くウェーブ。
表面は滑らかで、パスタを思わせる外見。
長さもそこそこあり、
つるるっと啜り上げる。
もっちりした噛み応えは、
硬めコールで丁度善し。
量は200gはあるか。
スープは豚骨醤油で
表面には油が滴々と。
かなりのシャバ系で、最近流行りの濃厚さは
あまり感じず。
滑らかな口当たり。
豚の野趣もなく、
出汁感も醤油の鹹さも、何れも軽め。

ぱらりと散らされている葱を追い掛け、
四割ほどを飲む。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
意匠は間違いなく{家系}も、
麺もスープも少し外されている感。
チャーシューは値段相応かもだが、
ファーストインプレッションは期待の埒外。