【山王口】から
【ジャーマン通り】に入り、直ぐの右手に在る{街中華}。

店内は厨房を囲むL字型十二席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:45の開店時刻と同時の入店も、
中には既に五人が提供待ち状態。
その後、食べ終わって出るまでの来客は十と、
入り口前には「提供に時間がかかります」と書かれている通り、
旦那さんと女将さんはてんてこ舞いの忙しさ。
オーダーは壁に貼られたメニューを見て直接。
会計は食後にカウンター端で。
食したのは、
ラーメン 半チャーハン。
値段は900円。
15分ほどの待ちで先にラーメンが、
一拍遅れて炒飯が供される。

が、待ち時間が全然苦にならないのは、
二人の連携プレーの見事さに加え
女将さんの麺上げが素晴らしく、見惚れてしまうから。
中華鍋から平笊で麺を掬い、
放り上げるようにリズミカルに湯切り。
ここ暫くで見た中では一番の手技。
熟練の手並みだ。

ラーメンはクラシカルなスタイル。
スープには少々の濁りがある。

メンマが美味しく量が多い。
軟らかな食感

端の方には若布が一つまみ。

チャーシューは花札大が一枚。
薄目のバラ肉で、やや切り置き臭があるが、
この場では気にならない。
鳴門が一片。

麺は細、緩くウェーブ。
表面は滑らか。
しこっとした歯切れに
するりとした喉越し。
量は150gまではない体感。
スープは鶏ガラベースの動物系+乾物魚介系の醤油。
出汁の主張は強くなく、醤油も軟らかな鹹さ。
カエシには何かの煮汁を使っているのか、
ややくすみのある味。
全体的に優し目で、葱を追いながら半分ほどを飲む。

炒飯は「半」とは言えどもそこそこの量。
ぱらりと仕上がり、ラードの焦げた香りも相俟って
随分と美味しい。
塩味も強くは無いし、細かく切られた具材の種類も豊富で、
食べていて楽しくなってくる。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
ラーメンと炒飯の合わせ技で。
他の客が食べていた《冷し中華》の盛りが凄く、
食指が動く。
でも、そちらだと手練の湯切りを見られないんだよな・・・・。