
店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
11:35の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は一。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は食後にカウンター越しに。

食したのは、
ラーメン+ミニチャーハンセット。
値段は700+400で1,100円。
4分ほどの待ちで先に炒飯が供される。
口開けの客とのこともあろう、
ちゃんと鍋をふるって作られる。

「半」とは謳われていても、やはりこれくらい、
お玉一杯にぎっちり詰まった量は欲しい。
具材は玉子だけかと思ったら、
小さく切られた豚肉も入っている。
ラードの芳ばしい香りがし、熱々。
塩味は軽め。
米の炊き加減は良く、
ややしっとり寄りの炒め加減。
はふはふと食べている最中に、
ラーメンが供される。
最初の発注から6分後のこと。

醤油のスープにぱらぱらと浮かぶ葱。
懐かしい意匠に喉が鳴る。

ホウレン草はしゃくっとした食感が残る。
青い味と若干の灰汁が舌に当たる。
メンマは細い拍子木状で白色。
こりこりの歯触りで、これは好きだ。
量が多いのも嬉しい。

チャーシューは花札大が一枚も
1㎝近い厚みがあるバラ肉。
縁は濃い色付きで
箸で持ち上げればふるふると震え、
口に入れればとろんと蕩ける。
脂の旨味もしっかり。
ただ残念なのは、少々の酸味。
鳴門の削ぎ切りが一片。

麺は細、捻じれ。
表面は滑らかで透明感あり。
ずばっと啜ると、随分とやわやわ。
一本をピックアップして
茹で加減を確かめていたので、
これがデフォと思われるが、
随分な軟らかさ。
量は150gまではない体感。
スープは鶏がベースと思われる醤油味も
鶏の出汁も醤油の鹹さも
さほどには強くなし。
浮かんだ葱には著しく合うので、
七割ほどを飲んでしまう。
後で喉が渇くこともなく。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
束の間の懐かしさにひたった
一杯と一膳。
接客も丁寧で
{街中華}はかくあるべき。