本年6月末にオープンの新店。
場所は【六本木交差点】に面し、
【アマンド】側から対面を見れば、様子も良く判る。
店内は厨房に向いた七席に壁に向いた二席×二ヵ所のカウンター、
四人掛けのテーブルが二ヵ所。
13:15の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は八。
券売機は入り口正面。タッチパネル式。
食したのは、
こく旨 塩つけ麺。
値段は1,200円。
季節的に熱い汁モノを予定していたのだが、
一駅分を歩いたら、汗をかいてしまった。
食券を渡してから7分ほどの待ちで
麺とつけ汁が、一拍遅れて卵黄の入った小さな器が供される。
全ての器が特徴的も、
それ以上につけ汁の状態が相当に変わったことになっている。
厨房から撹拌機の音が聞こえて、ナニゴト!と
思っていたのだが、これだったのね。
純白の泡が盛り上がり、
エスプーマみたいだが。
ちょんとトッピングされた揚げ玉葱と分葱が
沈みもせずに浮かんでいる。
舐めてみると、
軟らかい塩味に、
(おそらく)鶏主体の動物系のベースに魚介、
とりわけ貝の旨味。
麺はちょんと付けるより、どっぷり漬す方が良さそう。
たっぷりと纏わる。
それにしても凄い泡立ち。
卵白も入っているだろうか。
具材はチャーシューと青菜。
青菜はしゃくっとした歯触り。
チャーシューは鶏と豚。
鶏は花札大の低温調理。
しっとりしている。
豚の片方はバラ巻。
子供の掌大でしっかりした味付き。
もう片方の豚はロースの低温調理。
大人の掌大。
麺は中、やや細、平、軽く縮れ。
茶色い粒子が高密度に散在する全粒粉。
表面はつるつるで透明感あり。
つるっと啜れ、しこっとした噛み応え、
心地好い喉越し。
ただ量は少ない。150gちょとか。
これは大盛り案件だった。
店内には「三河屋製麵」の麺箱。
半分ほどを食べたところで卵黄を投下。
が、これが白い泡に隠れてしまい、
何処にあるのか、どのような状態なのかも見えず(笑)。
仕方ないので久々につけ汁を完飲する。
塩分を気にしながら。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
奇をてらっている、が
当初の印象も、食べてみれば満足の一杯。
これなら汁モノも期待できそう。