先日に行った、
やはり【一ツ木通り】に在る、『蕎麦きり みまき』同様、
「株式会社三ッ和」の運営店舗との認識。
店の外見、内装ともによく似ている。
先の店舗が《蕎麦》なら、こちらは《饂飩》で、
共にリーズナブルな行列店のところも。
店内は厨房に向いたカウンターに
奥にはテーブル席。
11:15の入店で先客は三も、
その後は続々の来客で店内待ちができる。
オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に店中ほどのレジで。
食したのは、
極みの熟豚御飯とうどん。
値段は1,133円。
要はカツ丼と饂飩の炭水化物二段重ね。
カツ丼の方は、
御飯 中 熟豚4枚
リブロース2枚とロース2枚の合い盛り
ソースは中濃
饂飩の方は
かけぽん 中(400g)
950円と180円(何れも税別)の
別々の価格設定はされてはいる。
先ずは、摺り胡麻が供される。
ごりごりと摺りながら
本体が来るのを待つ。
10分ほどで
一式がセットされ供される。
ご飯も麺も量が多い。
麺の盛りを増やさなくて良かった、と
胸を撫でおろす。
小鉢の位置づけだろうか、
青菜のおひたしは優しい味
ポテサラはまったり
はじかみは酸味が強くさっぱり
これで御飯もはかどる。
でも先ずは饂飩を伸びないうちに。
中央には辛味のある大根颪。
酢橘の皮を摺ったものがぱらりとかかる。
ポン酢の酸味は抑え目。
出汁と醤油の効きも軽め。
酸味の補強には
かぼす果汁も添えられ、
これを足せば一気に味が引き締まる。
饂飩は極太、麺肌はシルキー。
予め茹で置きの麺を水に晒しているようだが、
芯にはしっかりコシで、
噛み応えがある。
カツの方もなかなかの大きさ。
ソースは甘鹹、つんと鼻に効く練り辛子も添えられる。
カツの下には千切りキャベツ。
その下の御飯も量が多い。
二種のカツは共に厚みあり
衣もカラッとし、肉にぴったり貼り付いている。
芯まで良く火が通り、
ロースの厚みは2㎝強、
白い色味ですすっと歯が通る軟らかさ。
リブロースの方は1.5㎝ほどで
やや赤みを帯び、歯応えあり。
どちらも豚々しく、美味しいのに違いはない。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これで千円ちょいは十分なコスパと中身。
『みまき』の方でもカツは供しているし、
薬味三盛りの皿と、小鉢用の皿が同じものを使用等、
コスト面での工夫の結果と
良い方に解釈する。