駅前の再開発に伴い一時休業も
本年4月中旬~営業を再開。
改札を出て右手の商店街に入って直ぐの右側。
『百式』の斜向かい。
店内は両の壁に向いた
ストレート各五席のカウンター。
11:15の入店で先客は三。
その後、食べ終わって出るまでの来客は四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
昆布水上つけ麺。
値段は1,250円。
本来ならデフォの《ラーメン》950円とすべきも
この暑さじゃあ辛い。
加えて{家系}×「昆布水」にも興味深々。
右上に在る「期間限定ラーメン」のボタンをぽちっと押す。
食券を渡せば「無料ライス」の確認のみあり。
5分ほどの待ちで
先につけ汁が供される。
同時に魚粉も(結局、最後まで使わない)。
汁の表面には胡麻と白葱に透明な油も。
さらさらとした舌触りも、
カエシの鹹さがびしっと効き、しょっぱさは相当のもの。
匂いはないのに豚出汁も強力で、
一口そのままを含めば口中が旨味で満たされる。
これは中毒性アリ。
更に1分の待ちで、麺の入った丼が出される。
こちらは一転、盛り込みが凄いコトになっている。
チャーシューは大人の掌大のロース肉が二枚。
軟らかい。
ホウレン草はたっぷり一つかみ。
青々しいが、つけ汁に漬せば上々の食べ心地。
海苔五枚は厚みがあり香りも良い。
中央にはとろろ昆布。
見るのは初めてではないけれど、
これほど量が多いのは珍しい。
拍子木状のメンマも同様。
しゃくしゃくの噛み応え。
玉子の茹で加減は黄身がとろんと流れ出すくらい。
麺は中、やや細、平、ストレート。
一本はかなり短めで、啜り込む感覚はなし。
水で〆られ、むっちりとした噛み応え。
おそらくこれで普通の調整なのでは。
ただ量は多くない。180gまでには足りない体感。
つけ汁の昆布感もさほど濃くはなし。
とろろ昆布を溶かしブーストする前提か。
最後は残った昆布水の方へ
つけ汁を蓮華で数杯移動させ完飲する。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
十分な完成度の一杯。
次回は、熱い汁モノを食べなくちゃ。