【昭和通り】沿い。
『鳥ぶし』の並び。一つ【上野】寄りのブロック。
店内は厨房に向いた五席と壁に向いた二席のカウンター。
四人掛けのテーブルが五卓。
11:05の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。
オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見て直接。
会計は食後に店奥のレジで。
食したのは、
汁なし担々麺。
値段は1,000円。
全体的に値段が上がっているようで、
《パイコー》も300円になっている。
なので、大盛りやパイコーのトッピングは断念。
辛さの確認があるので、
「マイルド」「普通」「大辛」「激辛」の4段階から
「マイルド」を。
また「ライス無料」とのことなので
一も二もなくお願いする。
8分ほどの待ちで先にライスが、
一拍遅れて麺が供される。
かなり変わった形の器だが、
白地に赤系の肉味噌の色が映える。
中央には肉味噌。
その上には葱。
味玉半分が付くのは嬉しい。
茹で加減といい、出汁の沁み具合といい
良くできている。
その上部には白髪葱。
青菜はしゃくしゃくの歯触りで
青っぽい味もする。
麺は中、やや細、ストレート。
パスタのような外見で
軟らかめの茹で加減
もっちりな噛み応え。
汁が上々に絡まり、
茹で加減の確認は無かったが、
これがベストと思われる。
量は150gほど。
味付けのカラシビは控え目で
時として舌を刺激する程度。
「マイルド」なだけはある。
胡麻の風味も強くはなく
コクの面でもライトな印象。
が、海鮮系を含め複数の醤の味わいと
旨味もしっかり有り
複層した組み立てが随分と美味しい。
シンプルに見え、実は
単純ではない味わいが
ここ暫くで食べた中では最良。
最後は当然、白米を投入。
綺麗にこそげきる。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
大盛りは兎も角、
《パイコー》は付けたかったな、
清水の舞台から飛び降りる覚悟で。