「@蒲田」の「羽根つき餃子」の始祖が
4月下旬にご当地に新規出店。
もっとも「@大森」はずいぶん前から駅前に在るし、
取り立てて珍しくは無いのだが。
こちらも場所は
【きゅりあん】の向かい、と
駅からも至近。
「食べログ」には「予約不可」と書かれており、
とは言えそんなに混雑しているとは聞かないし
軽い気持ちで地階への階段を降りたのは18:30頃。
が、ドアが開くと八十席ほどはあると書かれている店内は
凄い喧噪。七割ほどが埋まっているようにも見える。
11時からの通し営業とのことで、
早くから呑んでいる団体が多いのだろう。
おまけに、日本語以外の言語も
彼方此方で飛び交っている。
その後も来客は続々。
オーダーか各卓に置かれたタブレットを使用。
サービスに難との書き込みも散見するが、
さくさくと素早いサーブで
ストレスは全く感じない。
先ずは看板の
《羽根つき餃子》
恥ずかしながら、今回初めて食べる。
『歓迎』『金春』にも行ったことは無いし。
かぷっと齧り付けば、熱々で
肉汁がぴゅっと飛び出る。
最初の一個は何も付けずに食べたけど、
それでも問題なく美味しい。
「羽根」云々よりも餃子そのものの出来が良い。
お代わりをしてしまう。
《よだれ鶏》
外見は赤いが、辛さはさほどでも。
辛いのが苦手な自分でも難なく口にできる。
寧ろ花椒による痺れが強く。
舌にびりりと響くほど。
《点心盛り合わせ》
餃子・焼売・小籠包の三種。
餃子の皮はもちもち、
焼売は肉がみっしり詰まっている、
小籠包はたぷたぷとスープが美味しい。
《皮蛋豆腐》
これは想定外の辛さで
舌や口の中がひりひりに。
豆腐は木綿でしっかりしたものの、
これにも辛味がかかっているので
あまり救いにはならず。
皮蛋は思いの外、少な目。
涙目になりながら、何とか食べ切る。
《海老のマヨネーズソース和え》
厚い衣を纏った中の海老はぷりっぷり。
ソースは甘酸が強くなく旨い塩梅。
ただ、二人でこの量は多めで
「ハーフ」があると嬉しいのだが。
《海鮮おこげ》
〆はやはり炭水化物で。
海老と烏賊が投入され、
たっぷりの野菜餡で熱々。
これでお腹がいっぱいになる。
例によってビールやらチューハイをたっぷり呑んだので、
一時間ほどの滞店で支払いは9,000円ほど。
約四割が酒代を占めるのは、
良い客では?と
勝手に思う(笑)。
大規模な{街中華}との感想も、
折々に訪問するのはアリと感じた。
評価は、中華基準の☆五点満点で
☆☆☆★。