三年半前の開店当時には
《まぜそば》専門だったのに、
何時の間にか汁モノも供するようになり、
それに合わせて店名も
看板も変わっている。
店内は厨房に向いた十一席のカウンター、
奥には二人掛けのテーブルが五卓。
12:45の入店で先客は十四。その後
食べ終わって出るまでの来客も同程度と
大層な繁盛ぶり。
券売機は入口右手。
食したのは、
中華そば醤油+麺の大盛り。
値段は880+150で1,030円。
《まぜそば》は麺量が選べ、
オマケに 追い飯 も付くのに、
随分と差をつけているなぁ。
混んでいることもあろうか、
15分の待ちで供された一杯。
スープに比して麺量が多く、
液面からもりっと盛り上がっている。
チャーシューは、豚のロースとバラ、
薄めのトランプ大が各一枚。
共に切り置きの臭いがする。
メンマは極細でこりこり。
青葱はたっぷり。
水に晒した微塵の生玉葱もトッピング
麺は細、ストレート。
表面は滑らかでつるるっと啜れる。
ぷっつりした噛み応えで喉越しは善し。
かなり軟らかめの加減と、
テボの中での攪拌が十分でないせいか、
少々くっつき気味。
量はたっぷり250gくらいあるか。
スープは清湯醤油で、貝の旨味がしっかり。
合わせる出汁は牛とのことで、
かなり珍しいとリ合わせ。
が、豚よりも旨味が軽いことが幸いしてか、
貝の味がくっきり際立つ。
クセも強くなく、元々の量が多くないこともあり
七割ほどを飲んでしまう。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
なんとなく、麺がアンマッチな印象。
メニューを見ると《肉そば》もある様で、
気温が上がったら食べに来ようか。
麺量も選べるみたいだし。