RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

油そば専門店 ビリ軒 本店@新橋 2022年12月10日(土)

一ヶ月ほど前に
【新橋駅前ビル1号館1F】の『肉汁麺ススム』の跡地にオープンの新店。

店内はまるっきりの居抜き。

開店と同時、
11:00の店頭着も
既に券売機の前には
若い男女六人連れの姿が。

で、この集団が後の客のコトはお構いナシ。
自分達の世界に浸っており、
食券を買うだけでも
「千円札、入れま~す」
「えっ!何買えばいいの?」
「ボタン押しま~す」
「やべ!間違えた!!」などと
時間が掛かることこの上なし。

結局、自分が券売機に辿り着けたのは3分後(笑)


券売機は店の外。

食したのは、
ビリ軒そば並(200g)。
値段は850円。

また、先達のレポには
「随分辛い」との声もあるので
左下隅の「無ヒビリ」のボタンも押下する。

食券を渡す時には、

背脂=無
味=普通
を申請。


先の六人に対し、四杯~二杯で出し、
それが終わってから自分用に一杯作るとの、
ちょっと理解不能なオペレーション。

結局14分ほどの待ちで
専用の丼に入った一杯が供される。

カウンター上に置かれている各種アイテムでの
味変前提ではあるものの、見た目はかなり寂しい。


チャーシューは子供の掌大、
3㎜厚のバラ巻が一枚。

軟らかく、撹拌している間に
形も無くなってしまう


メンマは一本が短めで軟らか。

青葱も彩り良く散らされている。


微塵に刻まれ、水にさらされた生玉葱は一掴み。


先ずは混ぜ合せることに専念。

麺は中、やや細、平、ストレート。
表面はつるんとしている。

歯を立てれば、もっちりを越し、
むっちり寄りの歯応え。
美味しい。

量は200gちょっと有る感じ。
「大橋製麺多摩」の麺箱が厨房に積まれている。


味付けは醤油出汁がかなり多めに、
また油の量も多い。

勢い良く啜り込むと、最初は甘鹹い旨味が舌に広がり
これはなかなかと思ったら、次いで激しい辛みが喉の奥に刺さり
思わず噎せてしまう。

これは辛い!なんで?

先に選択した「無ビリ」は
どうやら痺れの有無と量らしく、
辛さはデフォで強めに入るよう。

次第に舌はひりひり、
唇の周りはじんじん、
首筋を汗が伝い出す。


とは言え、麺は多くはないので
追い飯を所望。

丼に直接白米が投入され、
残ったタレを混ぜ込み完食。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


先にサーブされていた、六人組の
特に女性陣も
「辛い!辛い!!」と言いながら、
なかなか箸が捗らない。

遺憾乍ら、自分も激しく同感です。
デフォでここまで辛くしなくっても・・・・。