先日、数十年ぶりに食べた《半チャンラーメン》で、
懐かしさに炎が灯いた。
若い頃はよく食べてたものなぁ。
最近は糖質と塩分を気にして控えていたけど。
やっぱ、イイわ。
特にラードを使った炒飯は。
で、三ヶ月ぶりの標題店。
ラーメンも違う味を試してみたいし。
11:00の入店でイの一番。
その後、食べ終わって出るまでの来客は六。
開店当時ほどの勢いはないけれど、
それでも繁盛なのに変わりは無し。
オーダーは直接。会計は、渡された伝票を持ち、
食後に入り口前のセルフレジで。
メニューを見ると《チャーシューメン》も供されるようになったのね。
食したのは、
ワンタンメン煮干ブラック+半チャーハンセット。
値段は800+140で940円。
発注からほんの2分ほどで、
ラーメンと炒飯が同時に供される。
やっぱり、蓮華は両方に付いている(笑)。
ラーメンはその商品名の通り
真っ黒のスープ。
煮干しの乾いた香りも立ち上がる。
メンマは細くてこりこり食感。
ホウレン草は(今回は)葉の部分多目も、
青くさく、くきくきしている。
雲呑五個は皮の面積も広く
餡もたっぷり。
ちゅるんとした口当たりも良く、
生姜の香りと、時としてしゃくしゃくの食感も嬉しい。
麺は細、縮れ。
透明感があり、表面は滑らかで
つるぷりな啜り心地と歯応え。
量は100g強。意外とあったな。
スープは漆黒の醤油味。
色見の割には鹹さは無し。
胡椒も多めに振られているようだけど、
辛さは感じず。
煮干しも香りは良いのだが、
旨味はガツンと響くほどではない。
全体的に軟らかで穏当な組み立て。
炒飯は綺麗に纏まっている。
具材は、葱、玉子、焼豚と
王道の三点セット。
中華鍋をふるう音が聞こえたけど、
一から作っているわけではなさそう。
それでも、ラードのコクと
熱々でぱらぱらとお米は旨い。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
雲呑が色に染まってしまい、
見た目上の悪さはあるけれど、
味そのものは《淡麗醤油》よりも
今回の方が好きだな。
そして、外で食べる炒飯は
やはり美味いわ。