十日ほど前にオープンの新店。
【川崎市民病院】と【妙蓮寺】に挟まれたスペースで
隣は仏具屋さん。
店内は厨房に向いたストレート四席のカウンター、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:00の入店でイの一番。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。
オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見ながら直接、
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。
食したのは、
カラ丸そば。
値段は980円。
三種類ある《油そば》のうち
一番安価なもの。
オーダーから8分ほどで
白色の丼に入った一杯が供される。
やはり麺量は多くなさそう。
チャーシューはトランプ大の煮豚が一枚と
短冊大の焼き豚が一枚。
前者は軟らかで薄味、
後者はしっかりの肉質で炙られ芳ばしいが
いかんせん随分としょっぱい。
白髪葱がたっぷり。
ホウレン草が一掴み。軟らかな歯触り。
メンマは細目の拍子木状。
さくりと歯が通る。
海苔三枚は10㎝四方でぱりぱりしている。
麺は中、捻じれ。
透明感があり、茶色い粒子が偏在する全粒粉。
ややごつごつしながらも、表面は滑らか。
もちもちとした噛み応え。
量は200gほど。
タレは少量で、醤油ベースのカエシが主体も
随分と苦鹹い。
たぶんマー油によるものと思われ、
香ばしさは良いのだが
鹹さは相当のもの。
中途、味変にと出された生玉子
を混ぜ込むも
多少の改善はありつつ、
尖りとクセの有る味わいにあまり変化は無く。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
おそらくマー油を使っていないだろう
《中華そば/タンメン》が気になるところも
気温が下がってからでないとムリだなぁ。