RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

らぁめん 赤坂 みづ菜@赤坂 2021年6月11日(金)

『赤坂ラーメン』の跡地に
一ヶ月前にオープンの新店。

 

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店内は両の壁にに向いた五席と七席のカウンター、
奥には四人掛けのテーブルが二卓。


11:25の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客も一。


券売機は入り口右手。

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食したのは、
つけめん。
値段は1,000円。


食券を渡すと「茹で時間が掛かります」との案内あり。

それでも6分ほどで
四角い盆に一式がセットされ供される。


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麺線は綺麗に揃えられている。
水菜が一葉。柚子片も少々。

そして最近の{意識高い系}の表れである
昆布水に漬かっている。


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中、平、ストレートの全粒粉。

一本は長めで、つるっと啜れば
しこしこ食感。

昆布水の具合も頗る宜しい。
粘度強すぎず、えぐみもなく、
見本にしたいくらいの出来。

量は200gほどだろうか。


店員さんが「メニューの裏に
食べ方が書いてあります」とは言っていたけど、
まぁ作法は決まっているわけで。

先ずは昆布水に漬かっているのをそのまま。
次いで、添えられている薬味をダイレクトに使って。

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中でも岩塩の塩気がなかなかで。
山葵も生姜も颪たての風味が良い。


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つけ汁は鶏主体の醤油。
表面には油が滴々とし、水菜の茎もたっぷり浮かぶ。

鶏の出汁と醤油の鹹さと深みに
軽めの甘みが合わさって、すいっと含めるぐらいの塩梅。


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中には小さめの乱角の鶏肉がたっぷり。
親鳥にしては柔らかめだが、旨味は深いし、
なによりも脂がじゅんわりと美味しい。

メンマは細目の拍子木状。
さくりと歯が通るもの、妙にごりごりしたものと
品質にはバラつきあり。


残った昆布水は勿体無いので、
半分はそのまま、もう半分はつけ汁に注ぎ
割りスープ代わりに。

それでも完飲は躊躇われる。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


この系統は、美味しいことは間違いないも
金太郎飴みたいで差別化ポイントが見出し難いのが辛い。

激安、等のウリがあれば
贔屓にするのだが。