RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

江戸一(2)@大井町 2020年11月27日(金)

11:30に『風天』の前に着く。
暖簾は出されているものの、
シャッターは半開き。

そのまま暫し佇むも、戸が開かれる気配はなし。

中を覗き込んでいると店員さんが気づいて顔を出し
「12時からです」とぼそっと。

「えっ、時間、変わったんですか?」と
思わず口をつく。

どこかに書いておいて欲しかったなぁ、もしくは
暖簾を出さないとか。

昼休みの貴重な5分を無駄にしちゃったよ。


それでも、周辺には良店が犇いているのは
大井町】の有り難いところ。

標題店は五年振りの訪問。

前回の《つけめん》はなかなか良かった記憶。

 
f:id:jyn1:20201128073116j:plain

店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
席間には透明の衝立。

11:35の入店で先客は二。その後
食べ終わって出るまでの来客は三。


f:id:jyn1:20201128073143j:plain

食したのは、
豚鶏ラーメン+味付半熟玉子。
値段は670+ランチタイムサービスで670円。

f:id:jyn1:20201128073133j:plain

会計はオーダーと同時に現金精算。

以前は券売機があったと思ったけど
変わったのね。

4分ほどで
黒塗りの重い丼に入った一杯が供される。


f:id:jyn1:20201128073158j:plain

これで670円は凄くね?


f:id:jyn1:20201128073019j:plain

チャーシューは子供の掌大が一枚。
厚みあり。味付けも独特。

軟らかく茹ったホウレン草が一掴み。


f:id:jyn1:20201128073034j:plain

トランプ大の海苔が二枚は香りが良い。


f:id:jyn1:20201128073047j:plain

メンマは穂先が一本。しゃくしゃくしている。

玉子は小さく、剥き方はかなり粗い。

f:id:jyn1:20201128073100j:plain

半分に割れば、黄身がとろりと流れ出す。
出汁の味も染み、濃厚な旨味。


f:id:jyn1:20201128073227j:plain

麺は細、ストレート。
表面は滑らか。

ずずっと啜れ、しんなりした口当たり、
ぷっつりとした噛み応え。

量は公称200gも、そこまではない体感。


スープは動物系の醤油。
カエシの鹹さや尖りはなく
合わさった素材の出汁の旨味が前面に。

丸みを帯びた軟らかめの味で
こくっと含めてしまう。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


オペレーションも含め
前回とはかなり諸々違っているような。

それでも、この高コスパ
有り難いの一言。