大勢で一つの鍋を囲むのが鍋料理の醍醐味も
昨今の情勢ではなかなかそうも行かず。
標題店では最初からそうだったのか
それとも中途で改装を入れたのか、
小さめのＩＨクッキングヒーターが各席に付いた仕様。
その分、手間もかかるだろうし、
店の収入には直結も、やむを得ぬとの判断だろうか。
当日は事前予約で
≪2組限定≫2時間肉食べ放題コース☆4,252円⇒3,000円（税込）を。
飲み放題付きもあるけれど、酒量との兼ね合いで
ここいら辺が妥当だろうとの判断。
《先付け》
味の沁みた蒟蒻、酸味を効かせた豆腐、脂の乗ったサーモン。
特に可もなく不可もなく。
《本日のサラダ》はホウレン草とエノキ。
ドレッシングもまずまずだけど、エノキがしゃくしゃくで随分と美味しい。
で、ここからはやしゃぶしゃぶに突入。
汁は複数種からの選択制。
自分はオーソドックスな蕎麦汁を。
先ずは葱とレタスを投入。程よく煮立ったところで
肉をしゃぶしゃぶする寸法。
豚肉はバラ。綺麗に盛り付けられている。
一皿空けたところで、どうもしっくりこない感。
脂が強くてあまりはかが行かず。
仕方無いので、有料で葱を追加。
それでもあまり捗らない。
ロースに変えてみようかと発注すれば
本来なら有料も、店の判断でサービスで供してくれる。
こちらは逆にちょっとパサ気味で、物足りなさを感じる。
中途別オーダーの
《長芋たまり漬け》を挟み趣向を変えてみるも、
やはりあまり変化はなく、
結局、肉は各人が三皿ほどでご馳走様。
以前はもっと食べられた記憶だし、
三人ともこぞってこの食べ方はどうだろうとやや首を傾げる。
〆には《饂飩》を選択し、当然ながらこれは出汁に合うよね。
ビール、ハイボール、ワインをカラフェでオーダーし
三人分の支払いは１．７万円と激安。
評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆。
結局、我々の滞在中に他の来客はゼロで、
他人事ながら経営状態が心配になったりする。
