2019年の話題店に漸く訪問。
何回か前を通ることはあったけど
並びが凄くて、とってもムリって諦めてた。
それが今春から整理券方式になったようで、
これらなイケるんじゃね?と足を延ばす。
店先にも案内が貼られている。
9:55の着。中に入ると人数確認。
千円をデポジットし、引き換えに整理券を入手。
この界隈、行先は多々あるので、一時間半くらいなら
時間をつぶすのは余裕。
で、12:20に再び戻って来ると
店員さんが前に立っており
整理券有無と時間の確認。
券を渡すと千円を戻してくれ、
一旦中に入り食券を買うよう促される。
券売機は入り口左手。
食したのは、
中華そば+各種大盛り。
値段は850+100で950円。
その場で食券を渡し、外に出て2分ほど、
席が空いたので入店するように、と。
てっきりロット制かと思ったら、違うんだね。
そして券面に書かれた番号通りに入店かとおもいきや、
回転重視で早く並んだ方からになるらしい。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター。
着席から6分ほどでカウンター越し供された一杯。
ん?『ひょっとこ@銀座』を彷彿とさせるビジュアル。
半玉は入ってないけれど。
チャーシューは長めの短冊状。6㎜厚のバラ肉が一枚。
ふわとろで軟らか。味付けも優しめ。
上面に降られたペッパーの香りが刺激的。
薄く切られた青葱が一つまみ。
拍子木状のメンマはこりしゃくの歯応えも不快ではない。
綺麗に折り畳まれた麺は細、ストレート。
しなっとしているのに、さっくりした歯ざわり。
喉越しも良好で、なんだか面白い。
量は200g弱ほど。
「浅草開化楼」の麺箱が厨房内に積まれている。
スープは淡い琥珀色も醤油は不使用らしく、
調味料は塩だけだそう。
それでもこれだけ《中華そば》っぽさを醸しているんだから
大層なもの。
肉も乾物も野菜もかなりの種類を投入しているらしく、
解れ難い味わい。
何かが突出するでなく、混然と一体になった
柔らかみのある美味しさ。
罪悪感なくスープを飲めるのも良い。
いや、完飲はしなかったけど。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
食べ終わる頃を見計らい、冷たいほうじ茶が出され、
これが良く出来ている。
ちゃんと焙烙を使って火を通したんだろうか、
香りの立ち方が尋常じゃない。