RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

油は快楽@六本木 2020年11月5日(木)

以前は《ふぐらーめん》を供していた

 『大友』の【一階】のカジュアルスペースが、
今回は鶏×ガッツリ系に再変身。

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黄色いビジュアルは当然、{G系}を思わせるわけで。


店内は壁に向いたストレート四席のカウンター、
二人掛けのテーブル四卓。

入り口には消毒液、扉も大きく開けられ、席間には衝立、
相席はさせずと、対策もばっちり。

12:05の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は七で一時外待ちもできる。


オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。

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食したのは、
鶏あぶら麺。
値段は850円。

念のため、麺量のグラム指定はできるのかを尋ねたところ
不可のとのことなので 中 を選択。
ま、食べ切れないことはないでしょ。

トッピングはヤサイ増し、ニンニク抜きをお願いする。


13分ほどで折敷の上に箸・蓮華とセットされ
供された一杯。

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思いの外、手強そう。

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サイドビューもなかなかの盛り上がり。


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大人の手の大きさの唐揚げが一枚。厚みもあり。
衣はかりかりと食感善し。

鶏肉もジューシーで味付けもしつこ過ぎず。


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脂を出汁で溶き、カラメを回し掛けたものと思われるが
なんだか凄いコトに。
たっぷり注がれ溜まっている。
ちょっとしつこそう。


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ヤサイもまずまずの盛り具合。
モヤシ中心にキャベツも多め。

上から掛け回された脂を頼りにわしわしと食べ始まれば、
しゃき感が少々残る熱々でほくほくの口当たり。

なかなけイケるので九割方をそのまま食べてから
天地を返し撹拌する。


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麺は太、軽くカール。
ぽくぽくした食感で芯には粉っぽさも残る。

食べ応えは満点も、脂が全身に纏わるので
周囲に撥ねぬよう、はむはむと口一杯に入れ
むもむもむと咀嚼する。

量は確かに300g。


味付けは先に挙げた脂っぽいものがメイン。
軽い甘みに、舌触りもシルキー。
意外としつこさはない。

ただ単調さに味変は必須。
卓上の、胡椒や檸檬汁は言うに及ばず
トッピングの生姜もあった方が良かったな、できれば別皿で。

それでも優しめの味付けに、さらっと完食。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


メニューの右下にちっちゃく書かれている
《鶏らーめん》が妙に気になる。