以前は《ふぐらーめん》を供していた
『大友』の【一階】のカジュアルスペースが、
今回は鶏×ガッツリ系に再変身。
黄色いビジュアルは当然、{G系}を思わせるわけで。
店内は壁に向いたストレート四席のカウンター、
二人掛けのテーブル四卓。
入り口には消毒液、扉も大きく開けられ、席間には衝立、
相席はさせずと、対策もばっちり。
12:05の入店で先客は五。その後
食べ終わって出るまでの来客は七で一時外待ちもできる。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接、
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口前のレジで。
食したのは、
鶏あぶら麺。
値段は850円。
念のため、麺量のグラム指定はできるのかを尋ねたところ
不可のとのことなので 中 を選択。
ま、食べ切れないことはないでしょ。
トッピングはヤサイ増し、ニンニク抜きをお願いする。
13分ほどで折敷の上に箸・蓮華とセットされ
供された一杯。
思いの外、手強そう。
サイドビューもなかなかの盛り上がり。
大人の手の大きさの唐揚げが一枚。厚みもあり。
衣はかりかりと食感善し。
鶏肉もジューシーで味付けもしつこ過ぎず。
脂を出汁で溶き、カラメを回し掛けたものと思われるが
なんだか凄いコトに。
たっぷり注がれ溜まっている。
ちょっとしつこそう。
ヤサイもまずまずの盛り具合。
モヤシ中心にキャベツも多め。
上から掛け回された脂を頼りにわしわしと食べ始まれば、
しゃき感が少々残る熱々でほくほくの口当たり。
なかなけイケるので九割方をそのまま食べてから
天地を返し撹拌する。
麺は太、軽くカール。
ぽくぽくした食感で芯には粉っぽさも残る。
食べ応えは満点も、脂が全身に纏わるので
周囲に撥ねぬよう、はむはむと口一杯に入れ
むもむもむと咀嚼する。
量は確かに300g。
味付けは先に挙げた脂っぽいものがメイン。
軽い甘みに、舌触りもシルキー。
意外としつこさはない。
ただ単調さに味変は必須。
卓上の、胡椒や檸檬汁は言うに及ばず
トッピングの生姜もあった方が良かったな、できれば別皿で。
それでも優しめの味付けに、さらっと完食。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
メニューの右下にちっちゃく書かれている
《鶏らーめん》が妙に気になる。