呑みのあとのラーメンはやめておこうと固く誓っても、
一軒目が不完全燃焼だったりすると、つい思考がそちらに向いてしまう。
ましてや近場に未攻略店が在れば尚更のこと。
標題店は二ヶ月半前にオープン。
JR高架下の【比谷グルメゾン RAMEN AVENUE】の中の一店。
他には『博多新風』や『金澤神仙』が入居。
所謂フードコートスタイルで窓口で支払い
ベルを貰い鳴動したら受け取りに行くスタイル。
時々前を通っても呼び込みをしていたり
当日もあまり席は埋まっておらずで(20時過ぎの入店)
さほど繁盛はしていない印象。
開店のタイミング悪かったのかも、と
思わぬでもない。
食したのは、
中華そば+漬け玉子。
値段は780+120で900円。
8分ほどでベルが鳴り、受け取りに向かう。
なかなか良い面立ちだ。
チャーシューは花札大のバラ肉が二枚。
味の沁みは良好。軟らかく食べ易い。
中央には微塵に切られた白葱と味付き挽肉。
柚子皮が丁寧の乗せられている。
メンマは太い拍子木状もすいっと歯が通る。
濃い色みも、味付けはそこまでは。
トランプ大の海苔一枚の上には鳴門一片がちょこんと。
玉子は黄身が蕩ける茹で加減。
出汁もほど良く沁み、具材はどれも良く出来ているなぁ。
麺は細、ストレート。
表面やや粗さがあるものの、ずるっと啜れる。
特徴的なのは歯応え。芯がぱつんとしており、
咀嚼すると歯にたっぷりと纏わる食感。
でも喉越しは好いのよね。
麦の旨味は豊潤だし。
量も150g強はある感じ。
スープは目の前に置いた途端に煮干しの香りが立ち上がる。
が、一口飲むと・・・・、うむう、えぐみと苦みが凄い。
その分、ニボ感は相当なものだけど
それを凌駕するクセのある出汁鹹さ。
酸味も強めで完飲はせず。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
ブロガーさん達のレポを見ていると、
そこまでの強さはないようだけど。
本店@駒沢ではどうなんだろ?
訪問時間のせいか、それとも自分の体調の問題かしら。