改札を出て右手に。
駅前の交差点から【第二京浜】に出る
やや広めの道に入る。
200mほど歩いた右手も、
着く迄の同じ側に繁盛店が更に二軒もある過密ストリート。
店内は厨房を囲むL字型八席のカウンター。
席間には透明の衝立。
11:25の入店で中待ち一名。その後
食べ終わって出るまでの来客は十一。
入ると先ずは手指の消毒。
店奥のベンチで待つように伝えられる。
10分後には着席。
オーダーは各所に置かれたメニューを見ながら直接。会計は
食後に店奥のレジで。
自分の場合は待っている間にオーダー確認。
食したのは、
紀州南高梅をつぶしながら食べる塩つけ麺(麺1.5玉)。
期間限定で値段は1,200円。
5分待って先に薬味類が、
更に2分後に麺、つけ汁の順でカウンター越しに渡される。
おお!麺の盛り付けが凄い!!
渦を巻いているよう。
昆布水に漬かり、中央にはとろろ昆布。
麺は細、ストレート、軽く捻じれ。
表面はつるつるも芯はぱつんとしている。
麺肌が滑らかで口当たりが上々。
麦の粒子が細かく密度は高く、
自分にはドストライク。
量も200gちょっとはあり、そこそこ満足。
漬かっている昆布水はえぐみなく、粘度もそこそこ。
上品な旨味が取れており、そのまま麺を掬って十分に食べさせるチカラはあるのに
本体のつけ汁に対して出しゃばり過ぎない濃さ。
つけ汁は塩。
黄金色が美しい。
表面には鶏油、三つ葉、葱。
鶏を主体にした動物系に尖りの無いミネラルたっぷりの塩の旨味のバランス良し。
最後は昆布水を注いで完飲。
中途、鷹の爪を入れ、紫蘇を入れ、南高梅は少しづつ解しながら投入。
特に梅はそのまま食べても酸味がきつ過ぎない上等な品。
粗塩は麺に付けてつるっと頂く。
中には大人の手の大きさのチャーシューが一枚。
軟らかいロース肉はすっと歯が通る。
太い拍子木状のメンマが二本。
さくりと噛み切れ、香りも独特。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
限定とは言え完成度は高い。
他のメニューも全般的に値ははるけど期待できそう。