『荒木屋』の二軒隣。
11:27の着で「準備中」の札。
入り口の戸は開け放たれている。
店内は厨房に向いたストレート五席のカウンターも、
時勢を反映し三席に間引き営業中。
1分ほどの待ちで、定刻前に
中に招き入れられる。
その後、食べ終わって出るまでの来客は二で直ぐに満席(笑)。
一番奥に陣取ったので、退店の時には
「すいません、すいません」と声を掛け乍ら、
入り口の方に居る人達に避けてもらう。
オーダーは直接、
会計は前払いで電子決済のみ対応。
食したのは、
A麺(太麺)。
値段は380円。
7分ほどの待ちで「ニンニク入れますか?」の声掛け。
「大蒜抜き。一味だけ」でお願いする。
小さめの発泡スチロールの丼容器に入って
とんと置かれる。
熱くてそのままでは持てないので、
行儀が悪いけどカウンターの上に置いたまま
ほぼほぼ立ち喰い。
麺は太、厚みある平、軽く捻じれ。
鍋焼き饂飩チックな外観。
中央に線が入り、珍しい形状。
表面滑らかで、ぐみっとした噛み心地。
量は200gほど。
良く出来た麺だけど、茹でる時のお湯が少ないせいか
ところどころくっついていたり、ぬめりが残っていたり、
茹で汁の臭いが付いていたりで、ちょっと残念な面も。
スープは豚骨。
たっぷり背脂でやや乳化。
思いの外、味が弱めで
一面に振られた一味の刺激の方が強いほど。
カエシが入ってたんだろうか?と
疑問に思うほど。
麺を食べ終わってスープを一口二口。
「ひとかきご飯」がサービスであるようだけど
そうこうしている内に二番目の客に配膳されそうに。
食べてる最中に避けて貰うのは(気の小さい自分としては)申し訳なく、
早々に退散を決める。
評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。
出入口の引き戸は建て付けが悪く、
両手を使い渾身の力を込めないと開け閉めが不可。
でも今日日、開けっ放しの方がいいんじゃ?とも思ったり。