RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

元祖中華つけ麺 大王@鮫洲 2020年5月18日(月)

【海岸通り】を挟んで【鮫洲試験場】の対面。

時節柄開店時刻は11:30~と後ろ倒し。
入り口のドアは大きく開け放たれ、
厨房とカウンターの間には透明シートがぐるっと下げられている。

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店内は厨房を囲む瓢箪型二十席強のカウンター。

11:30の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は二。

三月いっぱい試験場は閉じられていたし、
四月になってからも免許更新手続きは中止中。

門前店だけに、集客は苦しいだろうなと誰何する。


オーダーは各所に貼られたメニューを見ながら直接、
会計は食後にカウンター越しに。

食したのは、一番右側に書かれている
大王つけ麺。
値段は900円。

発注から8分ほどで
麺とつけ汁が同時にカウンター越しに渡される。

 

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麺はやや細、縮れ。
丁寧に水で〆られ、表面は艶っとしている。

滑らかな口当たりでつるりと啜れもちっとした噛み応え。

量は200gほどか。

 

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つけ汁は五目餡。

鶉の玉子が一個、メンマが数本。
木耳、白菜、人参、モヤシ。
表面には葱がぱらり振られている。

餡は熱々であうやく舌を火傷しそうに。
都内の今日は低い気温も、次第に体がぽかぽかするほど。

醤油の鹹さもなく、甘みもたっぷり野菜由来の軟らかいもの。

が、この麺に合っているかな?との疑問と
肉類が全く入っていないのは残念。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


以前は都内の至る所で見かけ、自分が
《つけ麺》なるものを初めて食べたのも
四十年近く前の同チェーンだった記憶。

今は定食類も充実した「町中華」に近いポジショニングなのだろう。