RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

麺屋 坂本01(2)@大森 2020年4月28日(火)

丁度一年振りの標題店。

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 なまじ直近で{饂飩}を食べたら、

jyn1.hatenadiary.comなまじ前を通ることが多いだけに、妙に気になっちゃって・・・・。f:id:jyn1:20200429080053j:plain

入り口の戸はやはり開け放たれ、
店員さんは(どこも)申し合せたようにマスク着用。

11:05の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客は一。

そして以前は立ち食いだったのが、
いつの間にか椅子が八席備えられている。


券売機は入り口左手。

食したのは、
ちくわ天ぶっかけ(冷)+追加半熟玉子天+麺大盛。
値段は550+150+120で820円。


食券を渡してから6分ほどで
見目麗しい一杯がカウンターに置かれる。
《玉子天》は別皿。

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う~ん、やはり盛り付けが美しい。
そして汁が澄んでいることと言ったら!

 

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《ちくわ天》の長さは15㎝ほど。
縦半分に立ち割られ、からっと揚がっている。

衣だけでなく、身にもさくりと歯が通る。
スナックのような食感も相俟って、美味しい。

 

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山椒がぱらりと振られた粗目の大根颪、
刻んだ青葱もたっぷり。

 

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麺の揃え方が至極丁寧。

やや細で一本は長く、表面は艶肌。
しかしくっと歯を立てればたおやかなコシで、
噛み切るのに難渋するほど。

喉への滑りも上々で、ああ旨いぁ、と
吐息が出る。


出汁は透明度の高い黄金色。
色は付くか付かないか程度で。

じんわりと染みて広がる乾物系の出汁は優しく、
はなから多くないこともあり心地好く完飲。

麺の麦の旨味を味わうのに、きっちり最適化されている。

 

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《玉子天》を半分に割れば、黄身がとろり流れ出す。

出汁に漬しても勿論良いけど溢れた黄身を麺に絡めても乙な味わい。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


やはり定期的に食べたくなる一杯。

時節柄、他店同様に持ち帰りも始めたみたい。