最近{家系}の店に行く頻度が多いのだが
ふと思い立ってより原点に近い一杯を。
看板には「六角家姉妹店」の文字。
『六角家』は無くなったけど、標題店は無事に健在。
店内は厨房に向いたストレート十二席のカウンター。
11:40の入店で先客は一。
随分と寂しいなと思っていたら、その後は続々の来店が十三、
店内待ちができる。
いいタイミングで入れたな、と胸を撫で下ろす。
券売機は入り口右手。
食したのは、
ラーメン(中)。
値段は800円。
食券を渡す時に 麺硬め だけをお願いする。
5分ほどで、見慣れた外観の一杯が
カウンター越しに渡される。
うんうん、これこれ。
ホウレン草はは一掴み。
くきくきとした茹で加減。
チャーシューは大人の掌大、薄めのロース肉が一枚。
たいして厚くもないのに噛み応えはある。
10㎝四方の海苔が三枚。
厚みがあって香りも良い。
麺は中、やや細、軽くカール。
麺肌は滑らかで、一本は短め。
つるりと啜れ、もちんとした噛み応え。
量は200gちょっと。
スープは薄めの茶褐色。
軽いとろみ。
醤油はそれほどでもなく、ベースとなる出汁と塩味が強め。
臭みやクセははなく、ほむっと含めるが、やはり塩分が気になり過半は残す。
最近で食した数杯とは明らかに
旨味の組み立てが異なる。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
やはりラーメンは、
800円程度でそこそこお腹が膨れ、味も満足でき、
具材も目に嬉しいのが大事と思う。
こういった店は、永く続いて欲しいもの。