燻製料理は好きなので、何時かは来ようとは思っていた。
場所も【西友】の並びで駅から近いし。
そしてオープン当初は「鉄板串」の表記も無かった記憶。
訪問の五日ほど前にNetで席のみ予約。
禁煙席を指定したこともあり来意を告げると二階に通される。
一階も合わせてかなりの席数と見たけど、
二階は以前から有ったのかしら?
それにしても、集団での宴会やら
カップルやらで店内はかなりの賑わい。
繁盛繁盛だねぇ。
お通しとして出されたのは
ジャーに入った《ピクルス》。漬かりは浅め。
胡椒の粒が丸ごと入れられ
ちょっとピリ辛。
好みは判れるだろうけど
自分的には好きな部類。
《特製スモークサーモンといくらの香草サラダ》
サーモンは厚く大きく切り出され
たっぷりとした食べ応え。
薫香もほど良い。
香草とは書かれてはいるけれど
野菜はレタスが主体。
でもぱりっとして美味しいなぁ。
《北海道産燻製バターと塩辛のポテサラ》
バターと塩辛が合うのは十分承知。
ただポテトも塩辛もビスケットも冷た目なので
バターが溶けにくい恨みが。
《燻玉》
これが今日一番のヒット作。
薫香も強く味付けも上々。処理がまずいと変な臭みが出るのだが
それもなく。
黄身が若干硬めだけれど
ラーメンに入れたら旨いだろうなぁ。
《いろいろ野菜チップス》
うわ~、これは凄いわ。
野菜の補給程度の軽い気持ちでオーダーしたら
揚げたてがバスケットにてんこ盛り。
玉葱、蓮根、ジャガイモ、牛蒡と
根菜を中心に種類も豊富。
油も良く切れて、塩やトマトソースをつけずとも
バクバクいけちゃう。
《国産和牛 カメ》
カメ=部位の名称らしく、寡聞にして見当が付かないけど
「きめ細かく脂少なめ、赤身のうまみが凝縮した部位」との惹句に魅かれる。
300gで4,580円だから値付けもなかなかだけど。
焼き加減は上々、すっと歯が通り
噛み締めれば肉汁がじゅっと流れ出す。
たしかに脂が少な目で旨味が強いので
これくらいの分量でもぺろっとイケちゃう。
なにかデザートをと物色すれば、
メニューの「おススメ」の文字に目が留まる。
《モンブランのフレンチトースト》
燻製とは何の関係もないけどね。
で、実物を見て吃驚仰天、
大きさが半端ね~。
それでもクリームが軽めなので
これもムリなく完食。
この手の店では普段ワインを頼むことが多いんだけど
今日は、ビール、ハイボール、生レモンハイ、樽生スパークリングワイン
などをとっかえひっかえ。
酒量も何時もより多かったかも。
それもあってか払いは1.35万円とそこそこで。
でも、肉とアルコールが過半を〆てるのよね。
評価は「居酒屋」基準の☆五点満点で
☆☆☆★。
メニューの選択次第だけど
ウリの割には燻製感はそれほどでもなかった。