【秋葉原】寄りのJRの高架下。
有名店が複数かたまっているこのエリアは
「御徒町らーめん横丁」と称するらしい。
その中で唯一未訪の標題店。
他のチェーンは他所で入ったことがある店ばかり。
店内は厨房に向いたストレート十席のカウンター、
二人掛けのテーブルが三卓、四人掛けが一卓。
11:50の入店で先客は六。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は入り口左手。
食したのは、
鶏と貝のつけ麺。
値段は900円。
熱い汁モノがウリの店とは了解しているけれど
十月にもなって最高気温が30℃を超える陽気じゃあ
やはり冷たい一杯を欲してしまう。
食券を渡してから9分ほどで
半円形の盆に麺とつけ汁がセットされ供される。
貝殻入れの小皿も添えられているな。
麺はやや細、ストレート。
それにしても、表面のこの艶々具合はどうだろう、
瑞々しく、ぴかぴかと輝いている。
外見通りつるっつるの口当たり。
芯までムラなく茹り、もっちりした噛み応え。
当然、喉越しも良好。
それでいてつけ汁はしっかりと絡む。
量も240gくらいはありそう。
大盛りにしなくてよかったかも。
つけ汁は動物系+魚介系。
粘度ややありで、細かい粒子が舌に当たる。
軽い甘みも、ありがちな一杯と違うのは
貝の出汁をきちんと感じられること。
仄かな大蒜の風味も相俟って
ボンゴレは底に潜んでいるような面白い味わい。
チャーシューは単一乾電池大の鶏肉が二個。
軟らかく煮込まれ、大蒜の旨味が染みている。
メンマは濃い色と味。発酵香もして、コリコリした噛み応え。
青菜と千切りの葱も入る。
商品名にもある貝は
浅蜊が六個ほど。
何れも身が詰まっている。
評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。
それにしてもこの系列は何処も、
麺・スープ/つけ汁・具材の全てに神経が行き届いているな。