店名にあやかるように、兎の絵が軒下に描かれている。
店頭にはメニューとともに、未就学児童の入店は遠慮する旨の張り紙が。
落ち着いて食事をしてもらいたいための計らいのようだが、
住宅街でこれをやるのは、かなりの矜持がないと辛いだろう。
中は落ち着いた雰囲気。四人掛けのテーブルが六卓程度だろうか。
奥の厨房にかなりのスペースを取っている感じ。
奥の厨房にかなりのスペースを取っている感じ。
例によってビールを呑みながらメニューを選定。
客の人数にあわせて、1~3人用のハーフポーションも用意されているのは
嬉しいな
(ただ、この店で唯一CPがあっていないと感じたのが、このビールの量と価格)。
客の人数にあわせて、1~3人用のハーフポーションも用意されているのは
嬉しいな
(ただ、この店で唯一CPがあっていないと感じたのが、このビールの量と価格)。
《蟹玉》(実際はもっと上品な名前です。ただ、記憶していないだけ。以下、同)
蟹肉や中に入っているインゲンのシャキシャキ感も勿論だが、玉子はふわっとして、
その食感が素晴しい。泡立て器でホイップしたんですか?
《鮑のクリーム煮》ホワイトソースは優しい味。
鮑は適度な歯応え。旨みもしっかり残っている。
海鮮特有の臭いも無く美味しく頂けた(ちなみにこれで4,200円)。
《花巻》中華蒸しパン。二個で一皿。仄かに甘い。
これでクリームソースを掬って頂くと、ウマ~。
《フカヒレ姿煮そば》
dancyuの2009年5月号で紹介されている。
今日、ここに来たメインの目的。本来なら、フカヒレが丸ごと一枚入って1,890円なのだが、
二枚付けにしてもらって3,600円(確か・・・・)。
麺はシコシコの中華麺。かなり量が多い。
湯は濃厚で滋味深い。一気に啜ると胃が熱くなる。
湯通しされた青梗菜はシャキシャキ感を残しながらも食べやすい。
『みちば』で食べたゴロッとした、一筋一筋を感じるフカヒレも美味しいが、
ここのように、ピロピロした感じで、融けるように口中で擂り潰せるものも、また由。
〆は《マンゴープリン》クコの実が乗っている。甘さ抑え目。マンゴー自体の甘味・
酸味・香りがそのまま生かされている。口がさっぱりした。
ビール等をまずまず呑んで、お会計は1.8万円弱。高いものを二品も食べてるしな。
近所の人(たぶん)が食べているいるのを見ると、
点心とあと一皿、1~2杯飲んで三千円といった使い方ができる店のようだ。
点心とあと一皿、1~2杯飲んで三千円といった使い方ができる店のようだ。
あと、冷たい料理には冷たい皿、熱い料理には熱い皿、ここまではよくある。
加えて、取り皿も同様に冷・温を分けて供しているのは立派
(しかも、かなり冷たいし、かなり熱い)。
加えて、取り皿も同様に冷・温を分けて供しているのは立派
(しかも、かなり冷たいし、かなり熱い)。