RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ベルナーシュ(BERNACHE)@大岡山:ビストロ

元々行く予定だったのだが、
アド街”で取り上げられることがわかったので、
押取り刀で予約を入れた。入れなくなったら困るもんね。

大岡山駅】の正面口に出て右折、北口商店街を北上。
【ファミマ】の先を左折。路地の左側にある。
初めての人には、解かり難いかもしれない。
実際、食事中に掛かって来た予約の電話には、
店員さんがかなり詳しく説明してたし
(おそらく”アド街”を見た人なんでしょう)。

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店内はテーブルとカウンターで二十席程度。小体なつくりだ。
料理は店主一人。それ以外に店員さんが一人。

他に客は、後から来た家族連れ一組のみ。以外な程空いている。
おそらく近隣の人を相手にする店だろうから、
放送直後は常連さんは遠慮するかもなあ。

キール》《生ビール》といったアペリティフを飲みながら
メニューを検討する。
黒板に書かれたメニユーを指差して、店員さんが説明してくれる。
品数はさほど多くない。

「量が多いので、前菜一皿、メイン一皿でかなりお腹が脹れます」とのこと。
半信半疑ながら、メイン食べ終わって、それでも大丈夫なら前菜の追加も可、
とのことなので、ここは信用して各一品ずつを選択。

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まずは《田舎風テリーヌ》。でかっ!確かに他の店の倍の大きさ。肉の味がストレートに舌に響く。
美味い。ピクルスの漬かり具合も上々。

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《ホワイトアスパラガス》この季節ならではの一品。グラム単位で値段が変わる。
一本が太い。しかも軟らかい。アスパラ本来の爽やかな旨みと、ソースが相まって
たまらん味

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残ったソースはパンでキレイに掬って頂く。あ、さっきの《テリーヌ》を
乗せて食べても勿論美味しい。田舎風のパンはどっしりした味わいだ。

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真鯛のポアレ》皮はパリパリ、身はふっくら。魚の出汁を使ったソースも絶妙。
付け合せの野菜も健康的な味がする

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《牛ハラミのステーキ》小粒のジャガイモが甘くて濃い味。肉も中はレアながら軟らかいし
深みのある味。例によってソースは濃厚。でもくどくないんだよね。
「パンお代わり~」

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しかし、やはり少々食べ足りない。追加でオーダーしたのは《ホロホロ鳥レバーペースト》。
(たぶん)メープル等に漬けて、パリッと焼いた、ラスク状のパンに乗せて頂く。
こういった類の料理には、甘味が合うよなあ。
重みがあるが、臭みは一切なく、レバーが苦手な人でも、これは食べられるよ。

かなりお腹はいっぱいになったがデザートは外せない。

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クレームブリュレ》表面は熱々のパリパリ。あま~い。中は冷や冷や。
玉子と生クリームの味が、まんまま伝わる。

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《チエリーのタルト》どっしりした味わい。上面を覆うチェリーは甘すぎず、大きく量もたっぷり。

ともに《エスプレッソ》と頂く。

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ワイン《プロバンスのロゼ(ボトル)》。
追加で、《スパークリングワイン》もオーダーしちゃった。

これだけ飲食いして、一人一万円弱。お腹もいっぱいだし、
とってもお値打ちな一軒。
再訪を、固く心に誓った。