RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

アートアワードトーキョー 丸の内2009@行幸地下ギャラリー 2009年5月23日(土

行幸地下ギャラリー】は東京駅の地下出口から直結。
駅を背に、左に上がれば【丸ビル】、右に上がれば【新丸ビル】の
200mくらいの地下通路を利用したアートスペース。

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入り口はこんな。

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向かって左側。

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これは右側。

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大きな地図も貼り出されている。

趣旨は主催者のホームページを参照頂くとして・・・・。

例によって気に入った幾つかの作品を。

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『寺村利規』の〔無題〕
横3mの画面に、若い男女の顔がアップになっている。
知り合いか、恋人同士か?が、互いの視線は交差しない。
無関心を装い、鉄面皮のような表情。この後二人はどうなるのだろう。
微妙な空間の表現。

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『村山誠』の〔無機植物相〕
博物図のようだが、付記されているのは、設計図に似た詳細数値。
有機と無機が融合したような生命体(?)の図が三枚。

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『小西菜津子』の〔春たけなわ〕
これも2mを超える横長の画面。使われているのは岩絵具と布。
コラージュされている綿布は極彩色。
背を向けている女性が画面中央にポツンと一人。
周りの華やかさとの対比で、寂寥感が漂う。

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『藤居典子』の〔えん(EN)〕
鉛筆画。精細な描き込み。雲に覆われた幻想的な非日常的な世界。
荒涼とした中に、不思議と愛惜のような雰囲気。
これも3m60cmの横長の作品。

土曜の昼下がり。行き交う人はそこそこいるけど、足を止める人はあまりいない。
(勿論)無料だし、交通至便だし、これから大成するかもしれない若手アーティストの作品が
てんこ盛り(48作品)だし、沢山の人に見に行って欲しいなあ。

注)撮影禁止の注意書きが無かったので、作品の写真、撮っちゃいました。