なんとも洒落た建物。前はウッドデッキになっている。
カフェも併設されている。
“それぞれの美女・美少女たち”の入場料は300円。
自分以外の入場者は殆んどおらず、展示品を独り占めして鑑賞しているような、
何とも贅沢な空間と時間。
『智内兄助』
大作主体の展示だが、『宮尾登美子』の小説〔蔵〕の新聞連載時の挿絵に使われた
リトグラフ(手刷り/彩色)もある。これらは”雁皮”の紙に刷られ、独特の風合い。
また、大作は自身のお嬢さんをモデルにしたものらしいが、
アクリルや油性インクと同時に金泥や箔、岩絵具といった日本画の素材も使い、
あるときは布をコラージューし、あるときは和紙を柿渋染めにしたものに描き、
独特の少女像を創出している。
綺麗とか可愛いというよりも、何と無く妖しげな世界感。
大作主体の展示だが、『宮尾登美子』の小説〔蔵〕の新聞連載時の挿絵に使われた
リトグラフ(手刷り/彩色)もある。これらは”雁皮”の紙に刷られ、独特の風合い。
また、大作は自身のお嬢さんをモデルにしたものらしいが、
アクリルや油性インクと同時に金泥や箔、岩絵具といった日本画の素材も使い、
あるときは布をコラージューし、あるときは和紙を柿渋染めにしたものに描き、
独特の少女像を創出している。
綺麗とか可愛いというよりも、何と無く妖しげな世界感。
『ペーター佐藤』
言わずと知れたパルコのポスターで有名な画家。
エアブラシを使ったものよりも、パステル画の方が好み。
こうやって並べて観るとよく分かる。
赤い唇、ほんのりとピンクの頬、少女達は皆、微笑んでいる。
大人の女性達は濃い眉毛(はっきり言ってゲジゲジ眉)。
これが逆に意思の強さが感じられ、好印象。
今は細い眉全盛だけど、個人的にはこちらの方が好きだ。
言わずと知れたパルコのポスターで有名な画家。
エアブラシを使ったものよりも、パステル画の方が好み。
こうやって並べて観るとよく分かる。
赤い唇、ほんのりとピンクの頬、少女達は皆、微笑んでいる。
大人の女性達は濃い眉毛(はっきり言ってゲジゲジ眉)。
これが逆に意思の強さが感じられ、好印象。
今は細い眉全盛だけど、個人的にはこちらの方が好きだ。
『山口はるみ』
こちらもエアブラシを使った作品よりも、有名人を題材にしたシリーズの方が好き。
例えば〔グレタ・ガルボ〕〔グロリア・スワンソン〕。
使っている素材もパステルだったりアクリルだったりペンシルだったり。
表現も多様で、観ていて厭きないし、楽しい。
こちらもエアブラシを使った作品よりも、有名人を題材にしたシリーズの方が好き。
例えば〔グレタ・ガルボ〕〔グロリア・スワンソン〕。
使っている素材もパステルだったりアクリルだったりペンシルだったり。
表現も多様で、観ていて厭きないし、楽しい。
『宇野亜喜良』
最近、本当によく観る。今までは旧作が多かったし、ペン画が主だったが、
本展では最近の作品も観ることができる。
パステルやアクリックを使った彩色の画は初めて観た。
イラスト以外はこんな画を描く人だったんだぁ。
特に、『寺山修司』の写真に題材を取った〔吸血鬼〕(2008年)は
小品ながらまだまだ力強いな。
最近、本当によく観る。今までは旧作が多かったし、ペン画が主だったが、
本展では最近の作品も観ることができる。
パステルやアクリックを使った彩色の画は初めて観た。
イラスト以外はこんな画を描く人だったんだぁ。
特に、『寺山修司』の写真に題材を取った〔吸血鬼〕(2008年)は
小品ながらまだまだ力強いな。
そんなこんなで、一時間半も居てしまった。
これで300円は、チョ~オトク。
交通費かけても十分に見合う。
これで300円は、チョ~オトク。
交通費かけても十分に見合う。
ハンドブック(200円)も買っちまったよ。