RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

レッドクリフPartⅡ@チネチッタ川崎 2009年4月18日(土)

PartⅠを観て、Ⅱも必ず、しかも大きなスクリーンの劇場で観ると
固く誓った。

CINE8はキャパ532席。THXシアターで、この手の映画を観るには最適。
前の方は平坦で、通路以降傾斜が急になる。
真ん中から後ろの方が上席だな。
H列の通路側を取ったため、思いっきりスクリーンを見上げるカタチになる。
中は七~八割の入り。


作品はまず前作のまとめから始まる。でも、前作って、そ~だったか?

赤壁での戦闘場面が今回のメインだが、(言い古された言葉だけど)まさにスペクタクル。
火を使う場面が多いので、CGも更に多用されている。
兵士に火が付き、飛び散る。この迫力は相当のもの。

前作もそうだったが、昔の実戦って、こんな感じだったんだろう、
と思わせる戦闘シーン。
逆茂木に盾を置いて、防御に使ったり。全体的に盾の使い方が面白い。


吉川英治』版の〔三国志〕とは異なる展開。
かなり読み込んでいる小説なので、これが違和感を感じる源泉だな。
でも、離れたエピソードを一括りにして、より効果的な展開となっている部分もある。
全てをひっくるめて、別のお話と思った方が良い。

人物の造形は更に深くなっている。
曹操」の人情味・詩が分かる風流さ、そして勝つためなら手段を選ばぬ残虐さ。
でも随分と間抜けに描かれている。現を抜かすんだもんなあ。

孔明」も風をよばなかった。
でもあれは、「周瑜」との軋轢を生む伏線になるエピソードだから、
最後まで男の友情が継続する本作では不要か。

死なない人が死んでいたり、
趙雲」が随分と英雄的で、「劉備関羽張飛」とは一段違う扱いになっていたり。
などなど。

でも、全体を通してみれば、良質の娯楽作品。
色んなカタチでの愛や友情、そして戦いがある。

1,300円は惜しくない。