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川崎市市民ミュージアム】は武蔵小杉からバスで10分。
停留所の名前にもなっている。が、自分は徒歩で行った。
少し早めに歩いて20分程度。丁度良い運動だ(勿論、往復、でね)。
施設自体は半円形のモダンな建物。開設20年というが、そうは見えない。
連休の中日で、天気も上々、桜の花もほころび始め、と三拍子揃っているので
(加えて、今月末迄の会期だしな)、
多少の混雑は覚悟で行ったが、
あにはからんや、中は空き空き。
入場券はディスカウントで400円で購入済み。
閑話休題
しかし、チケットディスカウントのお店って、本当にあらゆるものがあると、
感心しきり。今回も都内のショップで購入したわけだが・・・・。
同
ミュージアムでは二度目の回顧展とあったが、ポスターを中心に
相当数が展示されている。
あとは{
文学座}を中心とした芝居ものも多く
掲示されており、
題名とクレジットされている役者名を追うだけでも、随分と楽しい。
展覧会のタイトルが指し示しているように、『
北斎』や『
歌麿』、
『ウォホール』や『
マチス』と言った画家からの引用(と、思える)も
多々あり、そういった面でも飽きない。
時代背景を勘案しながらの鑑賞も可能だし、作品の自己複製的な側面もあるから、
行きつ戻りつしていると、かなりの時間が経ってしまう。
また、この美術館、常設展もかなり充実している。
当日は
“昔のくらし・今のくらし 2009”
“戦後の作家たち”と題して『
荒木経惟』『
大島渚』『
つげ義春』等などの、各作品群。
“博物館(歴史民俗)展示室”
と、盛りだくさん。
こんなことなら、時間にもっと余裕を持って来れば良かったと、後悔しきり。