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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

ミレーとバルビゾン派の画家たち@青山ユニマット美術館 2009年3月20日(金)

さて、本日の主目的だ。

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【青山ユニマット美術館】
青山通りから【伊藤忠ビル】の前を【青山霊園】方面に折れて行く。

前の道路は大変な渋滞。花見には早いのでは?と一瞬バカなことを考えたが、
春のお彼岸ですね。少し反省しました。

3月31日で閉館とのことなので、一度も来たことが無かったから、
丁度良い機会だった。
チケットはディスカウントで180円(!激安)で購入澄み。

実際の入場料は千円だから、この価格差に、一抹の不安を覚えたが、
展示内容はまずまずの充実ぶり(でも、確かに千円は高いけどね)。

まずエレベーターで4階に昇り、そこから下に降りてくるスタイル。

4階全部と3階の半分は『シャガール』。なんとなく肌に合わないので、
さっと観て済ます。

同階の1/4は{エコール・ド・パリ}の画家達。
ユトリロ』『モディリアニ』『キスリング』の作品が数点づつ。

ここでの儲けものは『フジタ』。7点が展示されているが何れも初見。
殆どが”乳白色”の油絵。だが一点〔猫〕があり、これは絹本/彩色。
例によって猫の動きの表現が素晴しい。

ここまでは、常設展。
2階が企画展の”ミレーとバルビゾン派の画家たち”。
とはいうものの、農民画家としてのミレーの画は
〔一日の終わり〕一点のみ。それ以外ではチラシにもなっている
〔犬を抱いた少女〕が可愛ゆくて良い。

全部で七十点弱の展示数。
客層は母娘連れやカップルが多い。
場所柄からか(心なし)上品な人が多い、気がする。
霊園に行く前後に、ふらっと立ち寄るには良いかも。