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好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

私という運命について:白石一文~読了



書評を見てつい買ってしまった。
Netで調べると、直木賞候補になったこともあり、
縁者にも小説家が多い作者らしい。


女性主人公の十年(三十~四十)が、
手紙を媒介にして、抑えられた筆致で語られる。
登場人物はハイソで良い人ばかり。

しかし、皆、病気になるし、事故にあうし、よく亡くなるんだ。
当に、波乱万丈。

伏線らしきものは、ちゃあんと張られていて、
「あ、あそこにあったよね」という記憶が、随所に出てくる。
でも、「うわ、びっくり」という程では無い。

一気呵成に読んだけど、あまりにもドラマッチックな展開と文体が乖離していて、
妙に疲れてしまった。