RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

MENDOKORO TOMO Premium(4)@赤坂/赤坂見附 2024年4月19日(金)

この時期くらいの気温が
個人的には汁モノにするか汁ナシにするかの分かれ目。

先の気温予想も睨みながら、
宿題店や課題メニューを上手くつぶして行かないと。

標題店へは二ヶ月半ぶり。
残っている唯一のメニューを食べに。

12:55の入店で先客は七。その後
食べ終わって出るまでの来客は五。


入り口左手の券売機で購入したのは

濃厚焼きあごだしつけそば 中。
値段は1,150円。

麺量は300gの表示。
並盛りが200gなので+50円で中盛りにできるのは
嬉しい。

タッチパネルを押していくと
麺の冷温の確認もあるので、迷わず 冷 で。


そこから8分の待ちで
麺とつけ汁が同時に供される。

麺線の整え方が美しい。


麺は中、やや細、ストレート。
茶色い粒子が散在する全粒粉。

やや平でつるつるしこしこの噛み心地。
喉越しもするりと良い感じ。

量は確かに300gほど。

 

麺の上にはスライスの紫玉葱にカイワレ。
適宜つけ汁に投入。

海苔一枚は短冊大。

スライス檸檬も添えられ、
中途から麺に搾れば、爽やかな柑橘味も合う。


つけ汁は飛魚出汁醤油。
ややとろみあり。

しっかりした乾物魚介の旨味に
素材由来と思われる仄かな甘味。
芳ばしさも加わり美味しい。

表面には葱とバラ海苔、
とりわけ後者の磯の香りは好き。


拍子木状のしゃくしゃくのメンマが三本。

チャーシューは脂が多いものが一欠け。

千切りの鳴門少々も入る。


麺を食べ終え、つけ汁をそのまま一口飲んだあと
割りスープを所望すれば
ポットに入ったスープがカウンター上に置かれるとともに
「よろしければ」と、
追い薬味も置かれる。

これは嬉しい。

気持良く完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


これで同店のメニューは全制覇も、
限定を出してくれないものだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はなまるうどん@イオン品川シーサイド 2024年4月18日(木)

《ラーメン》ではありがちも、
二日続けて《饂飩》を食べに行くのは
個人的には珍しいこと。

が、魅惑的なメニューが出ているとのニュースを目にしたからで、

ただ、調べると、至近には標題店のみ。

【地階】のフードコートの一角。


所謂「セルフ」の店は
過去に一度しか経験が無く、
案の定、流儀に迷ってしまい、
店員さんに重ね重ね手を掛けさせてしまう。


食したのは、
ゆず牛肉つけ麺。
値段は740円。

小・中が同料金とのことで、
迷わず 中 をお願いする。

まぁ当然のことながら、
つけ汁には見本写真ほどのインプレッションはない。


牛丼を思わせる甘辛い和風の出汁。
胡麻油が強めに香る。

柚子片もたっぷり入り、
柑橘香もそこそこあり。

牛肉は極薄で存在感は軽め。
玉葱も数片入る。

葱もぱらりと降られている。


麺は太、ストレートで一本の長さはそこそこ。

表面はもち肌も、今にも蕩けそう。
長く水に浸っているからかな。

もっちりよりも柔らかな歯ざわりで
コシは感じない。

量は200gほど。


評価は、☆5点満点で3.0(☆☆☆)。


今回が良ければ、
もう一つの《魚介豚骨つけ麺》も視野にあったが、
その機会は無さそう。

 

 

 

 

 

 

 

赤坂 讃岐うどん ほし野(2)@赤坂 2024年4月17日(水)

気温も高くなってきたので
予定通り冷たい麺を食べに
一ヶ月開けて二度目の訪問。

お姉さんが店頭に立って呼び込みをしていたけど、
そうしなくても三々五々人は入って来るよう。

12:55の入店で先客は十。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


オーダーは各所に置かれた写真入りのメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に入り口脇のレジで。

食したのは、
かけうどん(冷)+ちくわ天。
値段は600+250で850円。

麺量は大・中・小が同料金なので
迷わず大盛りでお願いする。


ほんの3分ほどで
竹輪天は別添で供される。

麺がみっしり丼に詰まっている。

してみると前回食べた量は 小 だったか?


麺の上には刻まれた青葱がちょこんと。


麺は太、ストレート、軽く捻じれ。
厚みある平で、表面は絹肌。

一本は長めでムチムチの歯ざわり。
噛み切るのも大変なほど。

喉越しは滑らかで心地好し。

量は250g近くあるか。


出汁は いりこ で、醤油も薄口。
じんわりと乾物魚介と醤油の味が広がる。


竹輪天は長さが15㎝もあろうか。
衣には青海苔も入り、
フリッターのよう。

熱々でかりさく。
竹輪も粉っぽくなく美味しい。

最初は汁につけずそのままで、
中途から沈めるようにして
ふやかしていただく。

揚げ油が溶け出し、
汁が力強くなる。
完飲。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


前回訪問時にイイ顔をされなかった
釜玉》をオーダーしている人がいて、
時間を外せば大丈夫なの?と思ったり。

気温が下がったら試してみよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中華そば さとう@穴守稲荷 2024年4月14日(日)

近隣で未訪の宿題店はかなり有って、
空港線」に多いのだが
標題店もその一つ。

加えてメニューは熱い汁モノだけなので
個人的には最高気温が25°を超えるとキツイ。

昨日・今日と東京地方は夏日に近い暑さで
行くのなら早いにこしたことはない。


改札を出て右手に。
踏切を渡り【アパホテル】を左手に見ながら直進。
【弁天橋通り】に突き当たったら右折し、
50mほど進んだ右手。

店内は厨房を囲むL字型十一席のカウンター。
11:05の入店で空き席は一に滑り込む。

その後、食べ終わって出るまでの来客は八。


オーダーは各所に貼られたメニューを見て直接、
カウンター越しに前払い。

食したのは、
中華そば(大)+チャーシュー。
値段は800+200で1,000円。

デフォの中華そばは(中)で700円、
(特大)は900円。
メンマ150円
味玉100円
それ以外にも《カレーライス》があり
数人が頼んでいた。


冷たいお茶は入り口左手に置かれており
セルフサービス。

オーダーを終えてから取りに行く。


そこから9分の待ちで供されるた一杯。

ロットは3~4杯までで作られているよう。


メンマは濃い色味で量が多い。
発酵香がし、細い割にはこりこりの歯ざわり。
美味しい。


チャーシューは大人の掌大のロース肉が三枚と
端豚が一欠け。

とりわけ端豚は繊維がほろっと解れ
味も染みて美味しい。

ロースは4㎜ほどの厚みも
一口で頬張り、すすっと歯が通る。


麺は細、ストレートで緩くカール。
表面は滑らかながらごつごつした舌ざわり。

ずるっと啜れば、むちっとした噛み応え。
それほど太くはないのに。
喉に当たるように、胃の腑に落ちて行く。

量は200gほど。


スープは鶏ガラ+乾物魚介で、
表面には鶏油が滴々と。

醤油味も色味の琥珀色は薄め。

鹹さも控えめ。
魚介は軽く、鶏も力強くはないが
複層素材の深味はあり。

日向に長時間居るような
柔かなじんわりと染みて来る旨味。

完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


隣の人が食べていたカレーの香りが
鼻に入り、かなりココロが揺らぐ。

【蒲田】界隈は似た構成のお店が
そこそこ在るよねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

冷麺 ちゅるん(2)@赤坂見附 2024年4月12日(金)

ホントは違う店を目指していたのだが
天気予報が大きく外れる突然の降雨に呪いの言葉を吐きながら
つい近場の店に飛び込む。

たしか直近では
《冷麺》以外の熱い汁モノも出していた記憶。

が、店頭の看板を確認して愕然。
すっかり以前の通りのメニューに戻っている・・・・。
まぁ、気温も高くなっているしねぇ。

とは言え、雨は強さを増し、
他所に移動する猶予は無し。
ここは腹を括って初回と同様のメニューで我慢するか。


11:20の入店で先客はゼロ。その後
食べ終わって出るまでの来客もゼロ。


券売機は入り口右手。

食したのは、
ちゅるん オリジナル冷麺+大盛。
値段は750+200で950円。

中途、冷水はセルフサービスなのを思い出し、
店の中ほどに在る給水機に向かう。


そこから6分の待ちで供された一杯。

大盛にしても、麺量はあまり増えていない第一印象。


具材とゆ~より、薬味的に
梅肉と大葉が乗せられたシンプルな見た目。

シャーベット状の出汁は多目に見える。


麺は細、ストレートで透明感あり。
つるつると滑らかな口当たりに
グルテンが強く噛み切るのにも難渋するぷりっとした歯触り。

量は200gあるかどうか。


スープそのものは冷え冷えではないものの、
出汁シャーベットのお陰で次第に低温に。

牛の出汁に和風の趣き。
ベースの味は軟らかく、軽く甘みも。

量が多くないので完飲。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


初回よりも印象は弱め。
あしげく通うメニューでもなく、
次は寒くなって熱い汁モノが出て来た頃に、と
ココロに誓う。

 

 

 

 

 

らあめん花月嵐@大森(10) 2024年4月11日(木)

昨年秋に食べ逃した「期間限定商品」が
4月3日から、やはり「期間限定」で再リリース。

気温がこれ以上高くなる前にいかねば、と
一年ぶりに標題店の前に立つ。

店頭は毎度の如く、それ仕様に変わっている。


店内は壁~厨房に向いたストレート十一席のカウンター、
四人掛けのテーブルが三卓。

11:15の入店で先客は三。その後
食べ終わって出るまでの来客も三。


入り口左手の券売機で購入したのは、
帰ってきた ちゃんぽんラーメン 月見くん、
980円の食券。

店員さんに渡す際にアプリの画面を提示、
味玉をお願いする。

厨房からは具材を炒める音が聞こえ、
6分の待ちで四角い盆に味変用の紅生姜もセットされ供される。

スープの色は、あまり{ちゃんぽん}ぽくはないが・・・・。


中央には生卵。それを囲むようにたっぷり野菜。
キャベツはざく切り、モヤシも多目。

人参、木耳、数片の豚肉、蒲鉾と
お約束の具材。

海老も小ぶりではあるものの、
ぷりっとしたのが三尾も。
なんだか嬉しくなる。


麺は細、ストレート。
つるりとして、ぷりっとした口当たりで、
通常のラーメン仕様のもの。

喉越しも滑らか。

量は150gほどか。


スープは動物系メインの白湯に
魚介の味が軽めに。

色味はやや黄み掛かり。

表面の油はたっぷりで熱々が続き、
炒めた後の芳ばしい香りもする。

旨味も強めで
具材を追い掛けながら半分ほどを飲んでしまう。


当然、中途では紅生姜を投下し味変。

酸味も加わり、良い具合に変容。


味玉は変わらず良く出来ている。
茹だり加減といい、味の染み具合といい。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


商品の案内文には
「光る黄身へ・・・」などと書かれており、
まさかこのタイミングを待っていた?(笑)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸鉄板 長田いっしん@武蔵小山:鉄板焼き

たまにはいつもと違う場所で{鉄板焼き}を食べてみたいよねぇ、と
幾つか候補店を挙げてからの選択。

まぁ、沿線のシバリもあったのだが。

数日前に予約を入れ、
当日は18時頃から鉄板を囲む。

場所は【東口】に出て
【パルム商店街】に入り
50mほど先を右手の路地に折れる。

店の前には「鉄人28号」が
目印よろしく立っている。
横山光輝』は神戸市須磨の出身なのね。

店内は一階に焼き用の鉄板と小テーブルが幾つか。
二階は外から脇の階段を上がり、四人掛けのテーブルが三卓ほど。

19時を過ぎる頃には満席に。


いつも通り、つまみを何品か食べ、
後半は怒涛の粉モンで攻めようとの算段。


《大根じゃこサラダ》

大根は拍子木状に切り出され
食べ応えあり。

じゃこ もかりかりで良い食感。

ドレッシングは酸味も効いており、
何より量が多いのは一等嬉しい。


ぼっかけ(神戸長田名物)》

ぼっかけ」は牛筋+蒟蒻で、
以前は見聞なかったけれど、
最近は都内でもちょくちょく見かけるようになった認識。

気張らない素材と甘辛い味付けが
ざっかけなくって素敵。


《冷奴》

笊に乗せられ、薬味も豆腐の上に盛られている。

豆腐が硬めなのは評価高し。
大豆の味も濃い。


《焼き枝豆》

茹でるだけでなく、鉄板で火を通されているのが
食感にも出る。

ひと手間加えると、こうも変わるか、と
驚いてしまう。


《おでん盛り合わせ》

「関東炊き」との表示。

ネタは一つ一つが大きく
出汁も染みている。

「牛すじ串」が入っているのは嬉しい。
やはり、場所柄。


あまり「あて」ばかり食べていると
粉モンが食べられなくなるので
この辺で切り上げ、いよいよ今日のメインへ。

《鉄人焼き》

焼き物は一階で調理され、
専用のでかい ちりとり で運ばれ、
テーブルにはめ込まれた鉄板に置かれる。

この鉄板にも火が入っているので、
最後まで熱々でいただける。

鉄人=ぼっかけ・油かす・えび・たこ・いか・ぶた
の具材で、値段も高めだが、食べていてリッチな気分になれる。


《そば飯》

焼きそば+焼きめし の組み合わせは
初めて食べるかも。

炭水化物の二段重ねは凄いセンスと思う。

お腹に溜まるのは間違いないが。


《ながた焼きそば》

なのに、更に 焼きそば を頼んでしまう我々も
かなりおかしいかと(笑)。

同様のソース味の三縦で、
やや食傷気味になったところで・・・・、


ぼっかけ饂飩》

ちょっと趣向を変えてさっぱりと。
ただ、小麦且つ炭水化物には変わりなし。
最後まで一貫している。

葱や肉類は兎も角、とろろ昆布が入っているのは
やはり珍しい。


これにビールやらハイボールやらを各人数杯づつ呑み、
お代は1.55万円と、思いの外お安い。

それでお腹も膨れるのだから
やはり炭水化物の効力は偉大だ。