#イラストレーション
かなり楽しいポスター展。 遅咲きのポスター作家『レイモン・サヴィニャック』の作品が、 一階と地階をあわせて五十点ほど。 『ペリエ』『エールフランス』『ミュシュラン』といった フランス企業、 『サントリー』『LIFE』といった日米の企業、 業種も…
ポスターにも『大黒大悟・高田唯・天宅正』三人の名前が意匠として あしらわれている。 全体的に、すっきりとした作品が多いのだが、 楽しかったのは『大黒大悟』の〔人体百図〕。 A4程度の大きさの紙に、 カラダの各部を百に別け デザイン化したものが描…
タイトル通り ポスターだけが、これでもか、と展示されている。 1階が昔の作品、 地階が最近の作品と 時系列で展示されているのだが、 順に観て行くと、 最後の方には2013~16年の作品が・・・・。 「あらっ?」と思ってキャプションを読むと、 その…
人名がそのままタイトルに記された展示会は、 そのポスターもシンプルそのもの。 でっかく「た」の文字があしらわれている。 館内は書見台を高くしたようなものを設え、 その上にも展示するのは当然として、 足の部分にもポスターが貼り付けられている 至極…
過去12回の同賞受賞者の作品、 プラス「亀倉雄策国際賞」の海外作家4人の作品が展示。 第 1 回 田中一光 第 2 回 永井一正 第 3 回 原研哉 第 4 回 佐藤可士和 第 5 回 仲條正義 第 6 回 服部一成 第 7 回 勝井三雄 第 8 回 該当作品なし 第 9 回 松永真 …
サブタイトルは 「ザ・デザイナーズ・リパブリックがトーキョーに帰ってきた。」 会場内はむちゃくちゃPOPな空間。 臨時の柱や壁を設営し、 その周りも極彩色のヴィジュアルで覆われている。 漢字の多用、キッチュなイラスト、 あまりにも既視感のあるロ…
この会場が、嘗てこれ程混んでいた事が、 今まで有ったでしょうか?いや有りません。 『NHK』でかって放送されていた「ピタゴラスイッチ」、 現在放送中の「0655」「2355」といった 『佐藤雅彦』による一連のプロジェクトの展示なのだ。 なので館内は、頗…
入り口脇の壁面だけではなく、 会場全体も当展にあわせ デコレートされている。 場内に入ってみれば更に凄いことになっており、 一階は「製作中」の札が貼られ、 ラッピングシートで覆い尽くされる全壁面が、 日々、更新されているようだ。 地階は直近の作品…
細かく描けば良いと言うものでもない。 写真の様に描けば良いと言うものでもない。 自ずと気品が滲み出て来ないと辛い。 これだけは感性に由るものだが、 多くの支持を得る作家がいるところを見ると、 それは間違いなく有るのだろう。 で、本展は14人が出…
当然の人気物件に加え、 まだ初日から一週間目の会期と言うことで、 相当の混雑を覚悟して行ったのだが、 入場者は疎ら。 少々拍子抜けするも、ゆったりと鑑賞できるのは、却って有り難い。 一般の入場料は300円だが、 新聞に載っていた割引券を持参した…
『プッシュピン・スタジオ』は1950~60年代を代表するデザイングループ。 『シーモア・クワスト』等も名を連ねているが、本展は彼以外の 『ポール・デイヴィス/ミルトン・グレイザー/ジェームズ・マクミラン』 も含めた四人の展示会。 展示されているのは、…
好例の「TIS」の展覧会。 今年の御題は「イソップ物語」。 一点、3.5万円で販売され。 例によって有名どころには、早々と赤いピン。 『宇野亜喜良』『七戸優』『和田 誠』に加え、 『山本タカト』もお得意の構図で参加し、 十分に眼を楽しませてくれる…
いやはや、これはもう、一種アートといっても過言ではない。 多彩でPOP。 連続して観ると、目がクラクラしそうな色の氾濫。
2010年の新人賞を受賞した、三人の作品展。 三様の表現が、夫々に楽しませてくれる。 『長嶋りかこ』は『LAFORET』の視力検査表を模したシリーズがユニーク。 『八木秀人』は手で形作ったアルファベットが面白い。 「Q」の表現は少々辛いけど。 『木住…
第4回の「ひとつぼ展」入選者『武田厚志』の個展。 会場内には、本・カレンダー・リーフレット、 等が多数並ぶ。 ビックリしたのは【INAXギャラリー】のリーフレット。 この人の作品なんだねぇ。 何枚も手にしていて、今回初めて知った。 すっきりした、品の…
会場内は相当の混雑。 客筋は、デザイン系を専攻していそうな外見の学生さん風が多し。 正直あまりの混雑に恐れを為し、ささっと観て、早々に辞去してしまった。
展示されているのは、只一点のみ。 金属にパンチで多数の穴あけをしたものが、 恰も中世の騎士が纏う鎧の様に、 松の木を覆っている、〔鎧松〕。 タイトル通り、 松がまるで武装しているかに見える。 傍に寄れば、松の香りがぷ~んとする。 しかし、根から掘…
『福田繁雄』と言えば、二次元と三次元が混在した表現。 『エッシャー』のように騙し絵の世界。 だが、個人的には、フォークやスプーンで作成された 〔ランチはヘルメットをかぶって〕や、 国旗や切手で構成された〔モナ・リザ〕が鮮烈。 本展は氏のポスター…
此処で言うところの△の人。 「第12回亀倉雄策賞受賞記念」。 卓球好きなんだなぁ。 傍目から見ても、熱いほど入れ込んでいるのが、 展示作品を通じて良く判る。 特に、「世界卓球選手権」のポスターの中でも、 「風神・雷神」を扱ったものは素晴しい。 一方…
何ともユニークなタイトルだが、 ○=『長友啓典』 △=『浅葉克己』 □=『青葉益輝』 で何れも、デザイナー。 今回が四回目の展示会になる由。 1950~2009年、五十年間の年表と、 本展のために描き起こされたポスターが各十点。 加えて、各人の代表作…
打って変わって、こちらは閑散としている。 でも、面白さの点では、今日行った他のギャラリーに負けていない。 主な展示は{イラストレーション}。 『JR東日本』のポスターとその原画。 文庫・単行本の装丁とその原画。 そして、オリジナル作品が、壁一面に…
【ggg】の新年一回目は、 『田中一光』のポスター展。 計150点が年代別に四つのセクションにまとまられ、 編年で展示されている。 ため、作風の変化が良く判る。 1962年の”第3回東京国際版画ビエンナーレ展”の『写楽』を大胆に翻案した作品。 1974年の…
一般の入場料は700円。 本日が最終日ではあるが、さほどの混雑にはなっていなかった。 フランス映画のポスター60点と、彼の創作活動にまつわる品々が展示。 関連映画の上映もされているが、払ったお金分、元を取った~、という感慨は無いな。 映画はか…
今月の【ggg】は、『北川一成』展。 展示されているのはロゴタイプやマーク。 例えば《富久錦 純米吟醸》のロゴやマークが作品 ということ。 詳細は彼のWebページに詳しい。 展示数は多くなく、B1Fにいたっては、過去の作品を 映像化して流しているので…
入場料は何と100円!! これで170人のイラストが堪能できる。 モチーフに煙草とお酒、お茶やコーヒーを盛り込むことと、 画面の大きさの制限のみ。 それでこんなイラストが たっぷりと楽しめる。 勿論、『和田誠』『宇野亜喜良』『及川正通』といった…