RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

#イラストレーション

レイモン・サヴィニャック展@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2011年6月25日(土)

かなり楽しいポスター展。 遅咲きのポスター作家『レイモン・サヴィニャック』の作品が、 一階と地階をあわせて五十点ほど。 『ペリエ』『エールフランス』『ミュシュラン』といった フランス企業、 『サントリー』『LIFE』といった日米の企業、 業種も…

JAGDA新人賞展2011@クリエイションギャラリーG8 2011年6月25日(土)

ポスターにも『大黒大悟・高田唯・天宅正』三人の名前が意匠として あしらわれている。 全体的に、すっきりとした作品が多いのだが、 楽しかったのは『大黒大悟』の〔人体百図〕。 A4程度の大きさの紙に、 カラダの各部を百に別け デザイン化したものが描…

佐藤晃一ポスター@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2011年5月28日(土)

タイトル通り ポスターだけが、これでもか、と展示されている。 1階が昔の作品、 地階が最近の作品と 時系列で展示されているのだが、 順に観て行くと、 最後の方には2013~16年の作品が・・・・。 「あらっ?」と思ってキャプションを読むと、 その…

デザイン 立花文穂@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2011年2月5日(土)

人名がそのままタイトルに記された展示会は、 そのポスターもシンプルそのもの。 でっかく「た」の文字があしらわれている。 館内は書見台を高くしたようなものを設え、 その上にも展示するのは当然として、 足の部分にもポスターが貼り付けられている 至極…

亀倉雄策賞の作家たち1999-2010@クリエイションギャラリーG8 2011年2月5日(土)

過去12回の同賞受賞者の作品、 プラス「亀倉雄策国際賞」の海外作家4人の作品が展示。 第 1 回 田中一光 第 2 回 永井一正 第 3 回 原研哉 第 4 回 佐藤可士和 第 5 回 仲條正義 第 6 回 服部一成 第 7 回 勝井三雄 第 8 回 該当作品なし 第 9 回 松永真 …

イアン・アンダーソン @ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2011年2月12日(土)

サブタイトルは 「ザ・デザイナーズ・リパブリックがトーキョーに帰ってきた。」 会場内はむちゃくちゃPOPな空間。 臨時の柱や壁を設営し、 その周りも極彩色のヴィジュアルで覆われている。 漢字の多用、キッチュなイラスト、 あまりにも既視感のあるロ…

EUPHRATES(ユーフラテス)展 ~研究から表現へ~@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年12月18日(土)

この会場が、嘗てこれ程混んでいた事が、 今まで有ったでしょうか?いや有りません。 『NHK』でかって放送されていた「ピタゴラスイッチ」、 現在放送中の「0655」「2355」といった 『佐藤雅彦』による一連のプロジェクトの展示なのだ。 なので館内は、頗…

服部一成二千十年十一月@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年11月20日(土)

入り口脇の壁面だけではなく、 会場全体も当展にあわせ デコレートされている。 場内に入ってみれば更に凄いことになっており、 一階は「製作中」の札が貼られ、 ラッピングシートで覆い尽くされる全壁面が、 日々、更新されているようだ。 地階は直近の作品…

細密展@アートコンプレックス・センター 2010年9月26日(日)

細かく描けば良いと言うものでもない。 写真の様に描けば良いと言うものでもない。 自ずと気品が滲み出て来ないと辛い。 これだけは感性に由るものだが、 多くの支持を得る作家がいるところを見ると、 それは間違いなく有るのだろう。 で、本展は14人が出…

和田誠の仕事@たばこと塩の博物館 2010年9月18日(土)

当然の人気物件に加え、 まだ初日から一週間目の会期と言うことで、 相当の混雑を覚悟して行ったのだが、 入場者は疎ら。 少々拍子抜けするも、ゆったりと鑑賞できるのは、却って有り難い。 一般の入場料は300円だが、 新聞に載っていた割引券を持参した…

プッシュピン・パラダイム@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年9月4日(土)

『プッシュピン・スタジオ』は1950~60年代を代表するデザイングループ。 『シーモア・クワスト』等も名を連ねているが、本展は彼以外の 『ポール・デイヴィス/ミルトン・グレイザー/ジェームズ・マクミラン』 も含めた四人の展示会。 展示されているのは、…

182人のイラストレーターが描く 新訳イソップ物語@クリエイションギャラリーG8 2010年8月28日(土)

好例の「TIS」の展覧会。 今年の御題は「イソップ物語」。 一点、3.5万円で販売され。 例によって有名どころには、早々と赤いピン。 『宇野亜喜良』『七戸優』『和田 誠』に加え、 『山本タカト』もお得意の構図で参加し、 十分に眼を楽しませてくれる…

ネヴィル・ブロディ2010@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年6月5日(土)

いやはや、これはもう、一種アートといっても過言ではない。 多彩でPOP。 連続して観ると、目がクラクラしそうな色の氾濫。

JAGDA新人賞受賞作家作品展2010@クリエイションギャラリーG8 2010年6月5日(土)

2010年の新人賞を受賞した、三人の作品展。 三様の表現が、夫々に楽しませてくれる。 『長嶋りかこ』は『LAFORET』の視力検査表を模したシリーズがユニーク。 『八木秀人』は手で形作ったアルファベットが面白い。 「Q」の表現は少々辛いけど。 『木住…

武田厚志展『Nombre-ノンブル-』@ガーディアン・ガーデン 2010年5月22日(土)

第4回の「ひとつぼ展」入選者『武田厚志』の個展。 会場内には、本・カレンダー・リーフレット、 等が多数並ぶ。 ビックリしたのは【INAXギャラリー】のリーフレット。 この人の作品なんだねぇ。 何枚も手にしていて、今回初めて知った。 すっきりした、品の…

TDC展 2010@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年4月17日(日)

会場内は相当の混雑。 客筋は、デザイン系を専攻していそうな外見の学生さん風が多し。 正直あまりの混雑に恐れを為し、ささっと観て、早々に辞去してしまった。

鎧松‐東信展@ポーラ ミュージアム アネックス 2010年3月6日(土)

展示されているのは、只一点のみ。 金属にパンチで多数の穴あけをしたものが、 恰も中世の騎士が纏う鎧の様に、 松の木を覆っている、〔鎧松〕。 タイトル通り、 松がまるで武装しているかに見える。 傍に寄れば、松の香りがぷ~んとする。 しかし、根から掘…

DNPグラフィックデザイン・アーカイブ収蔵品展III 福田繁雄のヴィジュアル・ジャンピング@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年3月6日(土)

『福田繁雄』と言えば、二次元と三次元が混在した表現。 『エッシャー』のように騙し絵の世界。 だが、個人的には、フォークやスプーンで作成された 〔ランチはヘルメットをかぶって〕や、 国旗や切手で構成された〔モナ・リザ〕が鮮烈。 本展は氏のポスター…

浅葉克己展@クリエイションギャラリーG8 2010年3月6日(土)

此処で言うところの△の人。 「第12回亀倉雄策賞受賞記念」。 卓球好きなんだなぁ。 傍目から見ても、熱いほど入れ込んでいるのが、 展示作品を通じて良く判る。 特に、「世界卓球選手権」のポスターの中でも、 「風神・雷神」を扱ったものは素晴しい。 一方…

○△□展 2010@クリエイションギャラリーG8 2010年1月30日(土)

何ともユニークなタイトルだが、 ○=『長友啓典』 △=『浅葉克己』 □=『青葉益輝』 で何れも、デザイナー。 今回が四回目の展示会になる由。 1950~2009年、五十年間の年表と、 本展のために描き起こされたポスターが各十点。 加えて、各人の代表作…

ケッソクヒデキ展「Gradation」@ガーディアン・ガーデン 2010年1月16日(土)

打って変わって、こちらは閑散としている。 でも、面白さの点では、今日行った他のギャラリーに負けていない。 主な展示は{イラストレーション}。 『JR東日本』のポスターとその原画。 文庫・単行本の装丁とその原画。 そして、オリジナル作品が、壁一面に…

田中一光ポスター1953-1979@ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2010年1月16日(土)

【ggg】の新年一回目は、 『田中一光』のポスター展。 計150点が年代別に四つのセクションにまとまられ、 編年で展示されている。 ため、作風の変化が良く判る。 1962年の”第3回東京国際版画ビエンナーレ展”の『写楽』を大胆に翻案した作品。 1974年の…

グラフィックデザイナー野口久光の世界@ニューオータニ美術館 2009年12月27日(日)

一般の入場料は700円。 本日が最終日ではあるが、さほどの混雑にはなっていなかった。 フランス映画のポスター60点と、彼の創作活動にまつわる品々が展示。 関連映画の上映もされているが、払ったお金分、元を取った~、という感慨は無いな。 映画はか…

ギンザ・グラフィック・ギャラリー 2009年11月7日(土)

今月の【ggg】は、『北川一成』展。 展示されているのはロゴタイプやマーク。 例えば《富久錦 純米吟醸》のロゴやマークが作品 ということ。 詳細は彼のWebページに詳しい。 展示数は多くなく、B1Fにいたっては、過去の作品を 映像化して流しているので…

イラストレーター170人が描く「わたしの句読点」@たばこと塩の博物館 2009年6月7日(日)

入場料は何と100円!! これで170人のイラストが堪能できる。 モチーフに煙草とお酒、お茶やコーヒーを盛り込むことと、 画面の大きさの制限のみ。 それでこんなイラストが たっぷりと楽しめる。 勿論、『和田誠』『宇野亜喜良』『及川正通』といった…