2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧
封切り二週目。 席数407と大き目の【CINE 11】の入りは 四割程度。 〔アヒルと鴨のコインロッカー〕や〔ゴールデンスランバー〕でお馴染みだしお得意、 「巻き込まれ」型の一本だが、 先の作品と比べれば格段に低レベル。 観終わってがっかりしてしまった…
封切り三日目。 席数121の【シアター5】の入りは ほぼ満員の盛況。 視界に入った人間を自分の意のままに操る能力を持った 名前の無い『男』を『藤原竜也』が好演。 〔藁の楯〕以降、異常な人格の青年役が続いているが、 本作も憎々しげに演じきって素晴ら…
『三井記念美術館』での「明治の超絶技巧」が話題だが、 こちらは「平成の超絶技巧」。 「失われゆく時が甦る」なる副題が冠されている。 先の作品群が、高価な素材をふんだんに使っているのに対し、 本展での主な素材は「木」と、その意味でも 時代を大きく…
会期は残念ながら明日が最終日。 『国松希根太』と『渡邊希』の二人展。 前者は広範な木の上に、アクリルで直接描かれた 〔HORAIZON〕が素晴らしい。 何の衒いも無く、もやもやとしたものが、 次第に地平の先に湧き上がる雲にも、 立ち昇ろうとして…
本日が封切り初日。 席数246の【シアター1】の入りは 八割程度で盛況。 原作も脚本も監督も出演も 一人でこなす『劇団ひとり』のマルチタレント振りが際立つが、 かなりの気負いも目立つ。 奇矯なアングルや、 不自然に長い間の多用にそれは現われ、 この…