先に《OFF》を呑んで
後からレギュラーは、順序が逆だったかもしれない。
「国内醸造に切り替え、おいしくリニューアル」と書かれているけど
さてそれは何時のコトやら。
原材料は共通も、
アルコール度数は6°と
一転して高め。
その分、たっぷりとした飲み口も、
それがリキュール由来による
やや違和感があるのは残念だが。
「ローソン」オリジナルの発泡酒。
パッケージにはそれらしいマークもあしらわれている。
以前に呑んだ気になっていたけど、
どうやら初めてのよう。
ましてや糖質OFF品なら猶更。
原材料には大麦スピリッツも入っている。
アルコール度数は4°と低め。
「シャープで爽快な味わいが特徴」とのキャッチだが
言い得て妙。
が、裏を返せばコクや苦みが無いってことで。
未食の《まぜそば》を食べに。
12:55の入店で先客は四。その後、
食べ終わって出るまでの来客も四。
券売機は入り口左手。
食したのは、
濃厚牡蠣のまぜそば(200g)。
値段は1,000円。
「限定C」のボタンをぽちっと押す。
食券を渡すと
大蒜有無の確認が。
お奨めだから聞くのだろうが、
後々のことを考えてナシでお願いする。
5分ほどの待ちで供された一杯。
前面の具材がいっぱいで嬉しくなるよねぇ。
チャーシューは乱角がたっぷり。
さっと炙られ、ほの温かい。
でも今日は脂の部分が多かった。
これはこれで好きだが、
刻み海苔が一掴み。
中央部には牡蠣のペーストがぽってりと置かれ。
水に晒した微塵の生玉葱が一掬い。
メンマは細くて、しゃくしゃく食感。
青葱もぱらっと振られている。
「麺が茶色くなるまで、良く混ぜて下さい」とのことなので、
先ずは撹拌することに専念する。
麺は中、やや細、ストレート。
表面はパスタのように滑らか。
噛めば軟らかめ、芯まで茹り
もっちりとした噛み応え。
ただペーストを纏っているので
あまり勢いよく啜ると撥ねちゃうし
絡み易いのは難点かも。
それでも口いっぱいに頬張れば、
牡蠣と麦の味が混ざってえもいわれぬ風味。
まったりとした香りの良い旨味で
最後まで飽きずに食べられる。
麺を掬い切った後は、追い飯コール。
カエシを掛けたものがポンと入れられる。
これが米に合わぬ訳がない。
蓮華と箸を使い、綺麗にこそげる。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これで主要なメニューはほぼ食べたかな。
限定が出されたら、また来よう。
12月19日にオープンの新店。
【西口】に出て線路沿いを【川崎】方面に。
【セブン】と【マック】の間の道に入り
最初の角を左折して直ぐの左手。
この【西蒲田スカイハイツ】は
テナントとして『鷹の目』『武蔵』も入っており、
近隣には『蓮』『我武者羅』『こころ』まで在る
激しい激戦区。
店内は厨房に向いたL字型七席と
壁に向いたストレート六席のカウンター。
11:30の入店で
どうやら自分が口開けの客のよう。
その後、食べ終わって出るまでの来客は五。
券売機は入り口右手。
食したのは、
汁なし担々麺。
値段は850円。
食券を渡すと
「ミニライスサービスです」とのことなので
有り難くいただくことにする。
茹で時間が6分ほど掛かる旨の案内も
券売機に貼られている。
その言の通り食券を渡してから
7分ほどの待ちでライスも同時に供される。
ライスの量もそこそこあるのは由として、
麺の汁が随分と赤みがさしていることが不安。
随分と辛そうだが、食べ切れるのか?自分。
肉味噌もたっぷり。
野菜の種類も豊富。
先ずは撹拌と、混ぜ混ぜしているうちに、
海老の香りが強く立ち上がる。
《担々麺》でここまで海老海老している一杯は
初めてかも。
なかなか面白い組み立てだな。
麺は中、厚みある平、軽く捻じれ。
表面は滑らかでずるっと啜れるのは良いのだが、
勢いが付きすぎると辛さが喉を刺激し、思わず噎せそうになる。
芯迄万遍無く茹った、やわもちな歯応え。
量が多いのも嬉しい。
150g強あるんじゃないか。
味付けは想定通りに辛さと痺れがくっきりと利いたもの。
次第に舌がじんじんと痺れ、唇が鱈子状態に。
額からの発汗も激しく、ひ~は~しながら食べ進める。
芝麻醤のコクは薄めだが、ナッツのさくさく加減は心地良い。
魚介系の醤と海老以外の香りも華やかで重層化し、
鼻への刺激でうまうまと食べ切れるタイプ。
麺を掬い終わった後は
ご飯を投入して。
このご飯がまた硬めで良く炊けている。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
これだけ香りに力を入れているなら
《キーマカレーまぜそば》もきっと美味しいのだろう。
{カレー系}は日頃回避しているのだが
機会があれば試してみようか。
年明けの第一週は、営業する店・しない店がまちまちで
選ぶのには例年苦慮するのだが、
年末に『庄野』さんのTwitterを確認すると
標題店は2日から営業とのことで、
前回時間が合わなかったこともあり、
足を向ける。
場所は【PARCO】地階の
飲食店街の一角。
店内は厨房に向いたストレート六席のカウンター、
六人掛けのテーブルが二ヵ所、
二人掛けのテーブルが二卓。
11:45の入店で先客はゼロ。
レシートの番号を確認すると
自分が口開けのよう。
しかし、その後は続々の来客で
招き猫になった塩梅。
食べ終わって出るまでの来客は八。
オペレーションは完全セルフ。
卓上のタッチパネルでオーダー、
番号のコールで受け取り口まで行き、
食べ終えれば下げ口に食器を戻し、
カウンター前の精算機で現金で支払いをする。
店員さんは一切手を出さず、
このご時世ではアリも、
ある意味、融通が利かぬとも言える。
食したのは
醤油らぁめん+味玉。
値段は850+110で960円。
割り箸やコップは頭上に置かれているのだが、
その案内が目線よりも上にあるので、
ちょっと戸惑ってしまう。
発注から5分ほどの待ちで番号を呼ばれ、
いそいそと取りに行く
ほう。折り目正しい《中華そば》の見た目。
チャーシューは花札大、薄めのロース肉が三枚。
軟らかい一方、やや良くない臭いがする。
海苔一枚は短冊大、香りが良い。
その下には小口切りの葱、
軟らかく茹ったホウレン草が一つまみ、
それにメンマ。
メンマは太い拍子木状。
しゃくしゃくした歯応えに胡麻油が香る。
トッピングの玉子の表面は軽く色付き、
半分に割れば黄身はとろりと流れ、
出汁の沁み具合も良好。
麺は中、やや細、縮れ。
強く揉み込まれ
散在する茶色い粒子の部分が無骨に舌に当たる。
しかし表面は滑らかで
ずるっと啜れば芯にはコシ、
もっちりとした噛み応え。
量は100gちょっとか。
スープは豚骨醤油で
透明感のある清湯。
一口啜れば、昔懐かしい味がする。
鹹さも抑えめ、尖りも無いし
出汁の主張も強過ぎず、
罪悪感を持たずにかなりの量を飲めてしまう。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
とは言え、値段を勘案すると
諸手を挙げて満足とはいかぬのだが。
コロナ禍で今年も、
飲酒を伴う外食の機会は激減。
一年間で僅か七回という
かなり寂しい結果に。
一方の昼食は
ほぼほぼが在宅ワークのこともあり
近隣の店舗を中心に回る。
貧者の一灯ではあるものの、
多少の助けになればとの思いもこれあり。
もっとも、繁盛店であれば
こんなことは関係ないだろうけど。
◎ラーメン篇(外食分のみ)
食した杯数162杯(前年±0杯)
金額総計150,713円(前年-213円)
一杯平均930円(前年-2円)
《和え玉》は杯数カウントせず。
《追い飯》の類は金額の積算に含む。
寿司店でのラーメン以外の食は金額に積算せず。
特に記憶に残る一杯
青麦@大森《らあめん清濁+麺大盛》¥1,000
SAMAR@恵比寿《淡麗塩ラーメン》¥500(オープン記念の割引価格)
倫道@新橋《炭火焼濃厚中華そば 鯖》¥1,050
いそべ@矢口渡《白旨肉ワンタンつけsoba+大盛》¥1,050
天馬@三越前《あごだし中華蕎麦+麺大盛り》¥950
青麦@大森《特製清澄》¥1,050
柿田川ひばり@恵比寿《昆布水の味噌つけ麺》¥1,200
結。@大森《鯖と夏野菜の涼夏冷麺》¥1,200
たかはし@川崎《焼きあごの冷やしとろみそば+大盛り》¥1,120
周@橋区役所前《つけそば 並》¥780
屯@新橋《津軽煮干し中華蕎麦(味玉入り)》¥1,100
柿田川ひばり@恵比寿《味噌和え麺(追い飯付)》¥1,100
麺でる@戸越公園《小ブタ(豚4枚)》¥750
しなてつ@荏原町《チャーシューワンタン塩つけ麺》¥1,170
豚風。@旗の台《小ラーメン》 ¥900
三藤@緑が丘《中華蕎麦 熟成醤油 並+麺大盛》¥1,200
※七蔵@新橋《稲庭うどんミニ丼ぶりセット小》¥1,250
こうしてみるとほぼほぼ千円越えの多いに驚く。
「特」や「大」の文字が冠されてなくてもこうだから、
ラーメンも随分と高くなったものだ。
残念だった一杯
みうら家@蒲田《汁なしネギラーメン》¥750
『はま寿司』での《ラーメン》の類は除く。
正確には《ラーメン》でないものの方が多いが。
オミクロン株次第だろうけど、
2022年はもっと外食の機会が増えると良いなぁ。
今年の〆の一杯は標題店へ。
アプリのポイント規約が変更になり
店舗での飲食が三ヶ月無い場合は失効することに。
前回の訪店は9月11日だけど、
今月末までの猶予があるのは温情?
オマケに来店を促す「おかえりクーポン!」の特典も発行され、
ここまでされたら来るでしょ、フツー。
10:45の入店で先客は四。
しかし、その後は続々の来客。
食したのは、
濃厚魚介味噌つけ麵 並盛+三田盛り。
値段は980+クーポン利用で980円。
オーダー時には、麺量と冷温の別の確認、
茹で時間が掛かる旨の声掛け。
会計は渡された伝票を持ち、
食後に入り口脇のレジで。
発注から12分と思いの外待って
全ての商品が一時に供される。
三田盛り は別皿なのね。
チャーシューは大人の手の大きさ、
厚みもそこそこあり、味もしっかり染みているロース肉が一枚。
メンマは太い拍子木状で短め。
薄味で歯触りにはバラつきあり。
玉子の茹で加減は黄身がとろんと流れ出し上々。
軽めに出汁の味も付いている。
短冊大の海苔二枚は香りが良い。
麺の上には野菜が一掴み。
モヤシ、キャベツ、人参で
かなりしゃきしゃきした茹で加減。
これは勿論、つけ汁には合うのだが。
麺は中、ストレートでお馴染みのもの。
茶色い粒子が散在する全粒粉。
しゃきっと冷えてつるもちの喉越し、噛み応え。
量は茹で前200gほど。
つけ汁にはかなり赤みがさしている(笑)。
海苔筏の上には糸唐辛子。
味噌の味よりも、同店お得意の魚介の旨味が前麺に。
背脂による軽い甘味も相俟って、デフォの一杯との差は僅少。
加えてかなりのピリ辛さがあり、
ちょっとだけ汗が滲んで来る。
中途予め出されている生姜を使い味変。
なんだかんだ言っても、味噌には生姜があう。
つけ汁の中には乱角のチャーシューが数個、
メンマが数本。
前者は濃い味が付き軟らか。
評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。
クーポンを使い、麺量を増やせば
コスパはかなり善し。
要は三ヶ月スパンで「限定」をリリースしてくれれば良いのだと
勝手に思う。