RollingStoneGathersNoMoss健啖部

好奇心の向くままどたばたと東奔西走するおぢさんの日記、健啖部の活動報告。文化活動履歴の「文化部」にも是非お立ち寄り下さい

むぎとオリーブ@三越前(2) 2021年2月20日(土)

『こはる』の前にはコロナの為休業中の貼紙。
『天馬』はまだシャッターが降りている。

今日はどちらかを考えていたので
ちょっと戸惑いつつも【コレド室町2 B1】へとエスカレーターで降りる。

取り急いでいたためもあり、これが後で幾つかの臍を噛む遠因に。


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店内は厨房に向いた二席と壁に向いた六席のカウンター、
二人掛けのテーブルが七卓ほど。

コロナ対策で全体的に間引かれているよう。


11:00の入店で先客は一。その後
食べ終わって出るまでの来客は四。


オーダーはメニューを見て直接。
会計は食後に、渡された伝票を持ち
入り口前のレジで。

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食したのは、
濃厚日本一卵のまぜSOBA大。
値段は900円。

並・大は同料金。


発注から9分ほどで
白い丼に入った一杯が供される。

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ん?以前に見たような記憶が・・・・。


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卵黄が蓮華に乗せられている。
これは中途から混ぜることにしよう。


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チャーシューは鶏と豚の何れも低温調理。
鶏は小さいながらも厚みがありしっとりした二枚。
豚は大人の掌大の薄めが一枚。


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結わえた紅白の蒲鉾。

トランプ大の海苔一枚は香りが良い。

細かく刻まれた三つ葉と白葱。


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黄身が乗っている蓮華を除けると
その下には穂先メンマが一本。
軽く味が付き軟らか。


予め和えられてはいるようだけど、
具材を混ぜ合わせるのに、さっくりと撹拌する。

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麺は中、ストレート。
表面は滑らか、そしてもちもちの噛み応え。
量は300gほど。

味付けは醤油出汁。
鹹過ぎず尖りなく、少し重めも
口当たりは好い。

1/3をそのまま、
更に1/3を卵黄を混ぜて濃厚さを楽しみ、
残りは味変用に出された粉チーズを入れてカルボナーラ風に、って
ここまで来て、あっ!前回訪問時と一緒じゃんと思い出す。

やっちまった~!!
でも、まずまず美味しいから問題ないんだけど。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


ところが、自分が食べ終わって席を立とうとする間際に入って来たお客さんが、
「TOHOシネマズ」の半券を提示し、
「これで何か付きますか?」
「はい。味玉が一つサービスです」との会話を店員さんと・・・・。

お~。重ね重ねの大失態。
こ~ゆ~時はダメモトで聞いてみるもんだし、
レジ前にはちゃんと案内も貼ってある。
事前にきちんと確認しようとの、
何度目かの教訓。

でも、次の時には
忘れてるんだろうな、たぶん。

 

自家製麺 瀬戸うどん@ウィラ大井 2021年2月19(金)

日頃「ホーマック」や「ニトリ」でお世話になっている標題施設も
飲食店は過去には未訪。

しかし、近場に開拓すべき新店も少なくなって来たし、
ニュースサイトでインパクトのある写真を見たものだから。

それがこちら。

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豚バラ肉が、ど~んと凄いです。
ラーメン店でもあまりお目に掛かることのない威容。
もっとも値段もそれなりで。


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エスカレーターで【2階】に上がり、
複数の飲食店が入るゾーンへ。

向かって左手には『すき家』、右手が目指す『瀬戸うどん』。

店内には小テーブルが多数。
その中央には透明の衝立。

店員さんは適宜巡回し、客が帰った後は
消毒液を吹き着け丁寧に清掃。


11:20の着で先客は数名。
その後、食べ終わって出るまでの来客もぱらぱら。

食したのは
大判豚バラうどん(大)
値段は780円。

先ずは注文口でオーダー、
トレーを取りレーンに乗せ待機。

受け取り口で商品が乗せられ、
必要に応じお好みをトッピング、
最後に会計の流れ。

他の人を見ていると、天麩羅を付けわせていることが多かったような。


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そして配膳された一杯。

蒲鉾は薄く、青菜はやや乱暴に散らされているけれど、
豚の存在感が凄い!


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ブーメラン状に折れ曲がり入っている。

厚みは1㎝ほど、長さも20㎝はあるんじゃないか。

軽く甘鹹い味が沁み、脂も適度に落ち、口の中でほろほろ解ける軟らかさ。

良く出来てるなぁ、これ。


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麺の茹で時間が短い割にはつるつるもちもち。
粉っぽさも無い。喉越しも良好。
ただ量はそれなりで。

汁は乾物魚介の出汁が効いている。
きつくない丸い旨味で、完飲はしなかったものの、
多く飲んでもあまり罪悪感は覚えないタイプ。


更に奥のスペースには『はま寿司』が入っている。

同じ「ゼンショーグループ」も、
確か、そちらではラーメンを出してたよな、と
思い出す。



クリアアサヒ 桜の宴

1月26日~数量限定発売。
4月迄の販売計画も、予定数出荷次第終了との告知。

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桜の花があしらわれ、春の文字も臙脂っぽい色調で
気持ちが浮き立つよう。


でも味はねぇ、爽快とかクリアな喉越しとの表現は
都合よく美しく、有り体に言って 薄い な、と。

あまりビールを呑んでいる気分にはならないなぁ。

ザ・プレミアム・モルツ〈黒〉

1月26日~数量限定での発売。

ただ類似品は過去にも有った記憶。


パッケージの黒色は、
確かに高級感を醸し出す。

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アルコール度数は5.5°。

原材料は麦芽とホップのみ。


色見も琥珀で、苦みの強いコクの中に
芳ばしさも遍在。

夏場よりも冬の寒い時期にぴったりの一本。

中華soba いそべ@矢口渡 2021年2月14日(日)

多摩川方面改札】から左手に、
30mほど歩いた左側。

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11:25の着。先待ち八人の後ろに着く。

店内は厨房に向いたストレート九席のカウンター。

その後
食べ終わって出るまでの来客も八。


定刻よりも少し早めに開店も、
距離を保っての入店なので
着席したのはそれから5分後


券売機は入り口左手。

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食したのは、
白旨肉ワンタンつけsoba+大盛。
値段は950+100で1,050円。

多少、値ははってしまうけど、
この系統に来たら 雲呑 の発注は外せない。

16分ほど待って
つけ汁と雲呑、麺の順にカウンター越しに渡される。


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雲呑はピンポン玉より一回り小さいものが六個。
漬かっているスープは何か?と一口含むと、昆布水+出汁。

皮は大き目でちゅるんと滑らか。
肉はみっしり詰まり、軽く生姜の香り。

熱々をこのままでも勿論、
つけ汁に浸しても美味しい。

こちらのスープは、最後の割り用に使おうか。


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麺は中、やや細、ストレート。
表面は滑らかでしっかりした外殻。

つるんと啜れ、もちんとした噛み応え。
喉越しも心地好い。

自家製麺らしいけど、良く出来ている。
量は300gほど。久々にお腹が膨れた。

味変用の山葵と檸檬も添えられている。
頭頂部には刻み海苔が一つまみ。


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つけ汁は白醤油を使った
出汁の旨味が前面に出たもの。

どちらかと言えばすっきり系で。
麺の味を引き立てるようなチューニング。


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チャーシューは細めの拍子木状の低温調理。
くにっとした歯応え。


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極太のメンマは短めも、出色の出来。
醤油と胡麻油の味が付き、繊維がはらりと解れる。
舌で押し潰せそうなほど軟らか。


評価は、☆5点満点で4.5(☆☆☆☆★)。


つけ汁も雲呑スープで割って
美味しく完飲。

そう言えば『@稲荷町』で食べた時も
《白》だったかと思い出す。

どこかで食べる機会があれば、
次こそは《黒》だな。

 

手打 親鶏中華そば 綾川@恵比寿 2021年2月13日(土)

【東口】から大小七本の道が入り組む交差点に出る。

標題店が在る路地の入り口には、こんな看板が。

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昨年末のオープン以来、あっと言う間に人気店になったと聞いており、
並びがあまりに凄かったら代替候補も視野に入れ、
10:55の店頭着に待ちは僅かに六人。

すげ~ラッキーなんですけど。
これなら開店と同時に中に入れるし。

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定刻通りに暖簾が出され、密にならぬよう
順次食券を購入。

その後も来客は途切れることなく、
常に外待ちが発生する状態。


店内は厨房に向いたストレート五席のカウンター、
一人卓が四つ。
でもこの一人卓は、向かいに補助椅子を入れ、
二人でも向かえる仕様。


券売機は入り口右手。

食したのは、
親鶏中華そば+チャーシュー。
値段は820+120で940円。

食券を渡すと先ずは麺種の確認。
中太麺と極太麺からは後者を、
チャーシューは親もも4枚/肩ロース2枚なので
前者を夫々選択。

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蘊蓄や説明書きを見ながら待つこと12分、
白い丼に入った一杯がカウンター越しに渡される。

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うわ!黄金色の油の厚みが凄い!!


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チャーシューは手前に並んでいるのが追加分かな。
腿肉と言うから、以前に{山形そば}で食べたごりごりしたタイプを想定していたら、
滋味はたっぷりあるのに軟らかめ。
繊維や筋も全然気にならない。


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奥に置かれているのはデフォ分か。
短冊大の豚肉と、やはり鶏腿。

豚ロースも美味しい。

 

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鶏皮も添えられており、くにくにした食感。


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メンマは濃い色付き。
軟らかく、さくと歯が通る。

その上にはカイワレが一束。


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麺は極太縮れ。近来稀に見る太さ。

幅は不揃い。なので表面は滑らかも
噛み応えはもちもちの部分、むちむちの部分、
粉っぽい部分とあり、でもそれがまた楽しい。

量は150g強はあるかしら。


スープは鶏醤油。
目立つ油は、レードルで一杯がたっぷりと注がれている。

「ちーゆ」などと生易しいものではなく、
まさに「とりあぶら」。

でもこれが全くぎとぎとしてなくて、
抑え目の醤油、日向の味がするスープとマッチし
美味しい美味しい。

ほぼほぼ完飲してしまう。


評価は、☆5点満点で4.0(☆☆☆☆)。


チャーシューを足すよりも
大盛り+150円にした方が満足度は高かったか。

に、しても、成長した鶏から採ったスープって、
ホント深みのあるものなんだなぁ。

 

中華そば 勝本@虎ノ門 2021年2月12日(金)

虎ノ門ヒルズビジネスタワー3階】の飲食店街の一番出入り口寄り。

ちょっと前は入場時にかなり厳しいチェックがあったけど、
現時点ではゆるゆる。

それでも手指の消毒だけはきちんとしないとね。

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店は厨房を囲むL字型十二席のカウンター。

11:25の着で先客は四。やはり空いているなと思ったら、
その後は続々の来客。
食べ終わって出る頃には並びもできている。


オーダーは各所に置かれたメニューを見て直接。
会計は渡された伝票を持ち、食後に奥のレジで。

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食したのは、
味玉中華そば+各種大盛り。
値段は950+100で1,050円。

 


食券を渡してから4分ほどで
スープがなみなみと注がれた一杯が供される。

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今にも溢れそうなほどたっぷりだ。


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チャーシューは薄めの掌大が二枚。
味付けが良く美味しい。

鳴門が一片。


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メンマの歯触りは不揃い。
やけにゴリゴリしたものから軟らかいものまで。

トランプ大の海苔が二枚。


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玉子の表面は薄めの色付きも
出汁の旨味は芯まで染みている。

黄身が流れ出す茹で加減。
ねっとり濃厚な口当たり。


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麺は細、ストレート。
しなりとした軟らかい口当たり。

ぷつっと歯が通り喉越しも滑らか。

量は180gほどか。

浅草開化楼」の札がぶら下がっている。


スープは動物+魚介系の醤油。
表面に張られた透明の油の陰で最後まで熱々。

魚介の旨味は控え目、醤油の鹹さも無く、
動物の出汁が前面に出るタイプ。


評価は、☆5点満点で3.5(☆☆☆★)。


チャーシューと玉子は美味しいんだが、
それ以外ではコスパの点からも
『@神保町』ほどの感動は無いなぁ。